BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: *一年ノ僕ラノ物語*【BL】 ( No.476 )
日時: 2011/08/09 14:34
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: ZjIbjScL)
プロフ: 306号室の使いやすさ異常。

第67話

「つっかれたー!!」
「一日中スキーとかキツー」
「今日、俺らが一番風呂だっけ?嬉しいけど全然嬉しくない」

現在時刻、16:02。
浜田たち306号室の面々は、この日のスキー講習を終えホテルの自室に戻っていた。
1組2組3組4組、全員同じ時間に風呂に入ると混雑するのは必至。
ということなので、風呂に入る順番はローテーションされている。

本日、スキー林間2日目の一番風呂は4組。
こいつらである。

ちなみに、本日の4組のスケジュール。
  6:30 起床・洗面・健康観察
  7:00 集合・点呼
  7:10〜7:40 朝食
  8:00 講習準備、集合が済んだ講習班からゲレンデへ向かう
  9:00〜11:00 講習午前の部
  12:00〜 昼食
  13:00〜15:30 講習午後の部
  16:40〜16:55 入浴
  16:55〜17:10 土産購入
  18:20 集合・点呼
  18:30〜19:20 夕食
  19:30〜20:30 伝統太鼓鑑賞
  なんかいろいろする。
  10:00 消灯
  (翌、6:00起床)

「なげえ」
「もう少しこの長さを入浴時間に関する余裕に変えてくれないかなあ」
「それはないでしょ」

もう一度言う。現在時刻、16:02。

「ねー ゆーやぁ。今何時?あ、間違えた。風呂何時?」
「え、どっち?」
「風呂何時?」
「風呂はねえー・・・16時40分から」
「しゅーちゃんー 16時って何時?」
「浜田、13時が1時だよね、それじゃあ16時は・・・」
「一成ー16時って何時?」
「4時だよ」
「ありがと」
「おいっ!!」

こんなところまで来ても、特にいつもと変わった様子のない3人の会話。
なんか違う、と言ったら。まあ、うん。
普段あんまりつるまないこの3人が喋ってるの、面白いなあという。
それだけっていう。

「ねえ、そろそろ風呂の準備しよーよ」
「おー。ゆーやお前、大きくなったな」
「え、何?急に?」
「いやー 別に。ほらーお前らも準備準備ー」
「はーい」


ところで、風呂話って必要ですか。