BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: *一年ノ僕ラノ物語*【BL】 ( No.498 )
- 日時: 2011/08/20 00:27
- 名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: nr6SQxhq)
- プロフ: 何度も言うが306号室の使いやすさ異常。
第70話 ゆうべの話。
「・・・みんな起きてるー?」
「・・・おー」
「起きてる・・・」
「やっぱ寝れねーよなー・・・」
「・・・明日でさー・・・スキー林間終わっちゃうんだよね」
「長野さむいしスキー面倒臭いし足痛いし筋肉痛も酷いけど・・・何だかんだ楽しかったね」
「スキー林間終わったら、このクラスもすぐ終わっちゃうんだろうなー」
「早いなー・・・もうちょっとこのクラスのままでいたい」
「つーか二年生になりたくない。皆とずっと一緒に1年生でいたい」
「ちょ、そんなこというなよ泣けてくる」
「泣いてしまえw」
「秀ちゃんひでえww」
「・・・ここまであっちゅー間だったなぁ」
「中学入学してもう何ヶ月?」
「えっと・・・いち、に、さん・・・軽く10ヶ月くらいかなー」
「うわあ、もうそんな経ってるんだwでもあんまり実感ないなー」
「・・・よし、お前ら俺を誉めろ!」
「え、どうしたの浜田w」
「俺のいいとこ言ってよ、特に秀也とゆーや。お前らと一緒にいた証明みたいな感じでさ!」
「うわ、いいこと言うなぁ浜田w」
「浜田のいいとこ・・・イケメンなとこ」
「おいっw内面を誉めろよwでもありがとう」
「背高い!」
「だから内面を誉めろってw」
「意外と賢い?」
「疑問w」
「浜田たちも俺ら誉めてよ」
「綿野くんは優しい。徳井くんは・・・も、おもしろい」
「南小出身組は面白いだけなのかよ一成w」
「中原くんはね、控えめで優しい!」
「話すと面白い!あとゲーム強い」
「べた褒めじゃねーかっw秀ちゃんとゆーやはね、からかい甲斐がある」
「それこそ誉めてないじゃん!w」
「いいんだよ俺はwお前ら秀才だし、いいだろ!ハンデだよハンデー!」
「なんか誉めあいってゆーか、特徴言っただけっぽくなったね」
「いーんじゃね?第一印象とは違うよーなこと言ったしw」
「そーいえば俺、最初浜田苦手だったんだよね。怖そうで」
「え、怖そうだった?w」
「うんw中原くんは仲良くなれる気がしなかった」
「実は俺も、綿野くんと仲良くなれると思わなかった。卒業までに何回喋るかなーくらい」
「ゆーやもね、何このチンチクリンくらいに思ってたよ俺。仮入部のときとか眼中にもなかったし←」
「地味に傷付くよそれ・・・」
「や、大丈夫、今は違うからw」
「無理やりまとめちゃうけどさ、いろいろあったねw」
「ホント無理やりだなwつーかあの頃の立場で考えると、このメンバーでいるの面白くね?w」
「あー本当だwゆーやと俺、南小出身だけどそんな仲良くなかったしねw」
「俺らも・・・言うほど仲良くなかったよな」
「まあ、6年間自動的に同じクラスになるってだけあって仲悪くもなかったけどねw」
「つーか俺ら5月入ってやっと初めて喋った感じじゃねw」
「そーだなーw最初どんな話題だっけ?ゲームのこと?」
「体育祭の話じゃないかな」
「あーどっちも有り得る」
「てか二人ともよく覚えてたねw」
「ほら、俺頭いいからさーっ!w」
「そうだね」
「突っ込めよ!」
「・・・あ、もう2時だ。寝ようよ」
「「「・・・はーい」」」
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(昔のこと振り返るのって)
(凄く楽しいけれど)
(終わりが近く感じてしまうから)
(ちょっと切ない気もするね)
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