BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: *一年ノ僕ラノ物語*【BL】 ( No.506 )
日時: 2011/08/30 17:09
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: LsxQHR/F)

「スキー林間、結構あっとゆー間に終わっちゃったなー」
「俺体重3キロ減ってたんだけど」
「何それすげえww」

第71話

「スキー林間帰ってきて疲れてるだろうけど、そろそろ三送会の準備しなきゃいけないの」
「三送会?」
「そう。あんた達も小学生の頃にさー6年生を送る会みたいなのやったでしょ?」
「あー」
「それの出し物、田奈先生が何か考えてるみたいだから付き合ってあげて」

スキー林間終了から3日後、朝のHRで先生はそんなこと言い出した。
そうか、そろそろ三年生は卒業か。

あまり三年生と関わっていないというだけあって、あまり気にはしていなかったという事実。

                    *


「何コレ、指いてえw」
「響うまっ!!」
「えーそう?簡単だよコレ」
「響は棒を扱うのが本当に上手いなあ」
「そうでもねえよw」



     篠「棒を扱うのが上手い・・・だと・・・?」
     草「今の、以前にもそう思ったような口ぶりだったね」


                    *

三送会は、俺達が話題をほとんど掻っ攫って、大成功に終わった。

「楽しかったなー、あれw」
「もう一回やりてーww」
「2・3年の顔、最高だったなw」
「俺ら、何げ凄くねww」


三送会に関して言うことはもう特に無い。
だってあんまり三年生に思い入れないから。