BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: いちのよん(原作無し) ( No.67 )
日時: 2010/07/20 12:36
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: iGvI5nur)

黒猫

ですよねーww
なんかもう・・・ですよねーwww

「会いたい」の件は・・・わはーいでいいのかな?
それとも「別に嬉しくねーよバカっ!//」なのかな。←

第13話 花火(星)

近々、花火大会がある。
花火大会に、俺は啓太と1組の生ちゃんに誘われた。

       花火大会 当日

いい天気だった。
星が綺麗に見えて、風も気持ちいい。
少し早めに来た俺たちは、花火が一番よく見える場所・・・土手の上に座った。
ああ、もちろん地べた。

「あ、啓太、星。もう出店やってるし、なんか買ってくる。」

「あ、じゃあオレも行くよ。」

2人がそう言って立ち上がった。

「それなら、俺ここに残ってるよ。」

「うん」

短くはない返事をして、2人は土手を小走りで降りて行った。

土手の上からは、いろいろ見える。
さっきは、中原や桑田の集団が見えた。高杉や安田も見えた。白井と良太も見た。

「(浜田・・・いないかなぁー・・・)」

無意識のうちに浜田のことを考えていた。
そして、知らず知らずのうちに浜田を探していた。
いつの間にか、浜田探しに夢中になって、キョロキョロし始めていた。
そのせいで目立ってしまっていたのか。

「星ぃーっ」

遠く(?)から浜田の声が聞こえた。
見ると、浜田が家族と一緒に来ていた。・・・中学生にもなって家族とって。

「星。」

浜田が走ってきた。
向こうに浜田の家族が座ってる。断りを入れてきたのかな。
浜田は俺の隣に座った。

       そのころの啓太、生

「あ、星はなに食べたいか聞くの忘れた。」

「カキ氷とから揚げでいいんじゃない?」

「まあ、それでいいか。」

       浜田、星

「今日は空に春輔がめっちゃ居る。」

俺は突然の名前呼びに驚きながらも「はぁ?」と返した。
浜田は

「星のことだよ。空にあるのも、今俺の横にいるのも星。」

「っ・・・//」

普通なら「くさっ」とか「バカじゃん」って思う・・・むしろ言うセリフ。
でも、浜田を意識しすぎて、まともな反応ができなかった。

「星、お待たせー」

「あれ?浜田いたの?」

「あー、さっき来た。」

「・・・じゃあ、俺たちもう一個買ってくるよ。行こう、啓太。」

生がなにか悟ったように、この場から離れた。
・・・気ぃつかわなくていいって・・・//。

「お、花火上がった。」

浜田が無邪気に笑いながら花火を見て指をさす。
・・・このまま時間が止まれば・・・

なんてことは考えないよ。

乙女じゃないから。
・・・うん、乙女じゃないからっ!////