BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙」 ( No.4 )
日時: 2010/07/25 15:40
名前: 月女神 (ID: lTlVXzN9)

第3話

甲斐の城。えーと、武田城で良いかな?
上田城は真田幸村の城だしね。あ、兄さんの方か。まぁ良いや。
誰か、武田信玄の城の名前を教えてくれ。

「お館様ぁ〜、文で伝えた子です」

あ、やけに広い部屋に通されたな。人、いなっ……!

「さぁぁすけぇぇぇぇ!!!!!!」

赤い何かが佐助を吹っ飛ばした。
あ、幸音の旦那?! 旦那なのか?!
違った。

「ん? そなたは———」
「あ、猿影彼方です。ここの武田信玄公に用が…、じゃないな。うん。何だろう?」

用か? それとも、売春か? もしかして、ここで働け?!
OKでーす。Of corse!

「某は真田源二郎幸村! 以後、見知り置きを!」
「はい、了解しました」

こいつが旦那の先祖か。覚えておこう。ミドルネームは切り離しでいいか。
真田幸村ね。

「おう、佐助が申しておった忍びか。入れ」
「し、失礼しまーす…」

角がすごい人がいるんだけど。
あぁ、こいつが武田信玄か。ゲームで何度か使った事があるぞ。

「で、お主は?」
「さ、猿影彼方です。……未来から、来ました」
「未来から?」

かくかくしかじか。(理由説明中)

「ふむ、なるほどな」

分かってくれた。あ、嬉しい。
で、その信玄公は分かってくれたらしく。

「帰れるまで、城に住んで良いぞ」
「あ、ありがとうございます!」

嬉しいな。まさか、こんな事になるなんて。