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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙」 ( No.5 )
- 日時: 2010/07/25 16:18
- 名前: 月女神 (ID: lTlVXzN9)
第4話
で、次の日じゃけん。
あー、朝は気持ちいいな。今、朝の5時。
え? どうしてこんなに起きるのが早いかって?
いつも旦那の弁当とか作ってたし、オカンって呼ばれてた。BASARAの佐助もそう呼ばれてるらしい。
分かんないけど、朝餉作ってくれないかな、佐助。
「ふぁ〜いっと」
とりあえず、着替えて部屋から出よう。
まぁ、といっても制服しかないしね。俺様ほとんど無一文。
持ってるものと言えば、
・ビデオカメラ(ホームビデオ)
・棒付き飴(5本)
・家の鍵
・携帯
・苦無、手裏剣、脇差などの武器。
「何じゃこりゃ」
ここで生きていけるのかな? あ、財布があった。
・財布(2564円なり)
俺様の財産、2564円。安いな。
まぁ、ここなら高いのかな? でも、小判とかじゃないかな?
すると、俺様の部屋の襖が開いた。
「あれ、まだ寝てても良いのに」
「あ、と。猿飛さん」
「佐助で良いよ」
佐助がにっこりと笑顔で言ってくれた。
その代わり、俺様も彼方って呼ぶって。感動だぜ、この野郎!
「朝餉、食べるかい? まだ起きてない人が多いけどさ」
「食べる。って、佐助が作ったの?」
で、あっさりと肯定。
ほうほう、お手並み拝見と行きますか。
美味かった。
「ど?」
「ものすごく美味しいですっ」
男の、しかも忍びのくせに! 料理が美味いなんて!
人の事、言えないな。
俺様、一応料理部所属してるからさ。
あ、そう言えば、俺様、女……、設定だよな。
「あの、俺様————」
「知ってる、男の子でしょ?」
「な、何故それを?!」
佐助が見せてくれたのは、あ、俺様の生徒手帳?!
「これに男って書いてあるし」
いつの間に物色したんだ。
佐助は忍者なのか、変態さんなのか分からなくなってきた。
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