エピローグ始まりはゲームの中だった。鏡に向かっているのかと思うほどに、あんたと俺様は似ていた。とてつもなく、似ていて。自分だと、ずっと思っていた。俺様は、あんたの生き映しだ。紙にでも描いたかのような、そんな俺様だけど。あんたは、俺様を愛してくれた。だから、俺様もあんたを愛するよ。なぁ、闇を体に持つ、悪魔の様な俺様だけど。こんな俺様だけど。まだ、愛してくれますか?好きでいてくれますか?「彼方、来いよ」「今、行く」ありがとう。