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奥州編　第４話

で、その数分後。

「さぁ、終わったぜ。 honey？」
「だーから、ハニーじゃないっての」

俺様の部屋にやってきた政宗。どこか嬉しそうだった。
ものすっっっごい不幸のどん底に叩き落としたくなるようなその笑みを止めろ。

「何して遊ぶんだ？」
「ヤダ、マジで本気にしちゃったの？　冗談で言ったつもりなのにｗｗｗ」

俺様がけらけら笑いながら言うと、政宗は酷く悲しそうな顔をした。
泣きそうだった。

——凜音の泣き顔を見てるみたいだなぁ…。

少しだけ、からかった事を反省。
俺様は政宗の頭にポム、と手を置く。

「ゴメン、からかい過ぎた」
「……、気にしてないぜ？　honey？」
「だーかーらぁ…」

その時だった。


政宗の顔が近い。


あれ、これやばくねぇ？
このスレの規約違反まで、あと３０センチ。

「とぉあ?!!」

オレサマ、何ヲサレソウニナリマシタカ？

危ない。ものすごい危ない。
処罰されるぞ、作者!!　いいのか、それでいいのか！

「あ、ぶねぇ……」

政宗をドン、と突き離し、苦無を構える。
政宗は俺様を見て、残念そうに舌打ちをした。

「こんの、ド変態がぁぁぁぁぁ!!!!!!」

城に悲鳴が響いた事は言うまでもない。


*****

「どうするんだよ。一体、この状況！」
「助けに行くしかないでござる！」
「うむ、儂の息子のような者でもあるしな」

甲斐ではこんな話をしていたっと。

あぁ、いつ助けに来てくれるかな。佐助と幸村の旦那。