BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙」 ( No.14 )
日時: 2011/02/17 16:08
名前: 月女神 (ID: GlvB0uzl)

奥州編 第6話

で、佐助達が助けに来てくれたんだけどね。


嫁って何? 食えるの? 美味しいの? ソースかけたら食べれるの?


違うんだ。ハァ…。まったく、何なんだよ、主人公受けか? この小説は。
作者の趣味なのかな。

「と、ゆー訳で、彼方は返してもらうから」
「冗談は寝てから言いな。こいつは俺の嫁になるんだ」

やっぱり、冗談じゃないってこれ。
何? 俺様をめぐって甲斐と奥州が決戦? 面白いね。ゲームのストーリーにも無かったし。
でも、俺様はちっとも面白くない。皆、俺様の事を女と思ってない?
そんなの御免だよ。俺様は!

「もう止めろよ。俺様の事で争うの。つか、俺様は誰のものでもないし、嫁になる気も無いからね」
「Ah〜? うるせぇな、彼方。黙って俺についてこいよ」
「断る。俺様、既に将来誓った仲がいるから」
「「え?」」

皆、初耳らしい。

「幸村の旦那——」
「旦那、歯ぁ食いしばって」「な、何でござるか?! 佐助ぇ!」
「———の子孫の、幸音の旦那」

テンションが下がったね、良かった良かった。
俺様と幸音の旦那はまさに主従関係だし、小さい頃から世話になってるから。
まぁ、そんな事で幸音の旦那を殺すとかは……。

「「まずそいつをぶっ殺す」」

あった。
待ってよ、幸音の旦那は未来にいるんだよ? 殺せないって。

「小十郎! 幸音って奴を徹底的に調べろ!」
「承知!」
「ま、待って! そいつ未来にいるんだけど?! 殺せる訳がないじゃん!」

またもテンションが下がる。あぁ、良かった。

「ま、とにかくね。彼方は連れて帰りますから! じゃぁね!」
「わぁ?!」

佐助は幸村の旦那と俺様を連れて、雲隠れの術で逃げた。
政宗の舌打ちが聞こえた。


*****

「佐助ー、何で俺様を助けてくれたのさ。俺様、忍びだよ? あそこから抜け出すの、簡単なのに」
「良いの。黙らっしゃい」

佐助は俺様に黙れと言った。
むぅ、悲しいね。悲しいね。少し、傷つくよ。

「心配だったんだから。なんかされた?」
「え、なんか……」

抱きしめられた。

「…、うぉえっ」
「え? どうしたの一体?! えぇ?!」
「ま、政宗に、抱きしめられたっ…」

そして、2人が放った言葉は。

「「あいつ、ブッコロス」」

怖いです。


奥州編、とりあえず終了!
次回、新章突入! かも