BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙」 ( No.24 )
日時: 2010/08/05 09:03
名前: 月女神 (ID: NXpyFAIT)

幸音編 第2話

で、何故か幸音の旦那が戦国BASARAの世界に来てしまったという事件が発生。
どうなんの、これ。ねぇ、どうなる訳?

俺様への罰ですか?

神様、俺様は政宗みたいに発情はしていないし変態でもありません。何故旦那を連れてくるんですか。
助けてオカン! 俺様は疲れたよ。

「で、どうしてあんたはここに来ちゃったの?」

佐助が旦那に質問をした。
旦那は首を傾げて、一応答える。

「神様にお願いしたでござる!」
「神様ぁ〜?」

うむ、と旦那は勢いよく頷く。
神様、俺様はあんたに殺意が芽生えたよ。

「彼方に会いたかった。その一心で願ったでござる」

前言撤回で。

「旦那、そんなに俺様の事を———」
「彼方は某の大切な忍びだっ! 奪う事は許さぬ!」

何言ってんの、この子。凜音に何かを吹き込まれたの? 昔はこんな子じゃ無かったはずだよ。
旦那はよく通る声で、叫んだ。

「たとえ、我が先祖でも、その使いの忍びでも誰にも彼方は渡さぬ! まぁ、彼方が好きだって言うならば、別だが」
「何言ってんの旦那! あんたどこでそんな言葉覚えてきたの?!」

健気で可愛かったじゃないか、昔は。
何故今ここにいる旦那は、180度おかしいの?
ちょ、この作者が旦那の性格を変えたんじゃないの?!

「彼方は、某だけの忍びだっっ!」
「だから、旦那ぁ!」
「良い度胸だな、お前」「良い度胸でござるな、お主」
「ハイ? 佐助? 幸村の旦那? おかしいよ、お前ら」

バトルが始まりそうな予感だ。
ヤバイ、どうしよう。俺様もう、知らない!