BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙」 ( No.27 )
日時: 2010/08/06 09:50
名前: 月女神 (ID: Sn/ReK/b)

幸音編 第3話

で、だ。旦那が来てから佐助と幸村の旦那がおかしくなった。何故?
俺様、なんかしたのかな? えー、何ここ。受け小説な訳? 流石BLだなオイ。

「で、旦那。あんた、学校は? 俺様、結構頭良いから勉強は困らないけど」

いざとなったら忍びで生きていけるし。
でも、旦那はそうはいかない。親がうるさいんだよ、親が。
旦那は顔をしかめた。

「べ、勉強なんかしなくてm「生きてなんかはいけないからね、旦那」

ますます旦那が顔をしかめる。
すると、佐助が笑っていた。

「何か、俺らを見ているみたいだよ」
「そうでござるなぁ」

2人とも、うなずいてないで。

「それに、どうやってきたのか分からない。気が付いたらここにいた」
「ハイ?」
「だから—————」

詩やな予感。


「ここに住まわせて欲しいでござる」


やっぱりな、だろうと思ったよ。
ん? 待てよ、旦那危なくないか?
前回、バトルの予感だったんだぞ? 殺され……。

「モップ持っているから、戦は任せろ」

そう言い、旦那はキラキラの笑顔でモップを取り出す。柄が鉄製で、自分で作ったとか。
で、そんなモップを2本。2槍に影響されて作ったとか。そういう発想力は、勉強の方に回せ。
なんか、疲れてきた。疲れたよ、皆。

「うむ。お館様がよしと言うならば」
「許す」
「お、お館様ぁぁぁ?! い、い、いつの間に!」

いつの間にか、お館様がそこに座っていた。
って、いつの間にいたのこのおっさん。俺様、ちょっとびっくりだよ?
流石、甲斐の虎武田信玄。

「えぇ?! 良いんですか? 大将!」
「幸村の子孫だ。それに彼方の友人となれば、良かろう。信用できそうだ」
「俺が、責任取って躾けます」

仕事が増えそうだ。
で、さっそく。

「彼方、団子を作れ!」
「ハイハイ」

幸村の旦那を扱っているみたいだ。


*****

「くそ、何だよココ」
「田舎だなぁ。すごいとこ。俺、感激だよ」
「感激するな」

眼帯をして、6本の箒を持った青年と背に長刀を背負った青年が。

米沢の大地を歩いていた。