BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙弐ー猿影彼方は俺の嫁!ー」 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/27 16:12
- 名前: 月女神 (ID: vMqsnMSf)
プロローグ
「あれ? 彼方、今日は家に帰ってくるはずだけど」
「おかしいね。お兄ちゃん、帰ってないね」
「つーか、ゲームやりっぱ。うわ、BASARAじゃん。きせら、やろうぜ」
「うわーい、じゃぁ、アタシかすが姐さん!」
「お、良いの選ぶじゃないの。んじゃ、俺は…こた!」
「風魔兄さん? うわー、強いの選んできたよこいつ。……あ、れ? 眠く…」
「え、きせ? きぃちゃん? Oh、俺も眠くなってきたよー」
*****
甲斐。
暑い、暑すぎる。
いや、夏真っ盛りの7月下旬ですが。
「ぅお館様ぁぁぁぁああああ!!!!!」
「ぃ幸村ああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ぅおやかたさばぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ぃゆきむるぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
こいつらの殴り愛。見てるだけでも暑苦しい。
どうも、俺様は猿影彼方。この小説の主人公をやってます。よろしくねぇ。
で、話を戻すけど。もうね、サウナにいるんじゃないかっていう程の熱気。死ぬ。
「うわー、やってるねぇ」
「死んでも良いですか」
「ダメに決まってるじゃん」
そして、この甲斐の城の主、武田信玄に仕える真田幸村。&真田十勇士の忍び隊長、猿飛佐助。
あぁ、佐助(オカン)助けて。
「暑いでござる……」
真田幸村(以下幸村の旦那)の子孫、園田幸音は俺様の主である。
早くも、この殴り愛にばててます。分かるよ、その気持ち。
「何でこんなに暑いんだよ……」
「あいつらのせいだね」
「……ゆきむら、良くやるでござるな」
ダメだ、意識がもうろうとしてきた。その時、
「曲者がぁぁぁぁあぁああ!!!!!」
ハイ? 曲者?
「誰だ!」
幸村の旦那が槍を構えた。
俺様達の前に現れる、2人の影。
そこに通りかかった、銀髪少女紅羽ちゃん。紅羽ちゃんの表情が強張る。旦那も。
あぁ、来たか。
1人は茶髪で赤メッシュの入った青年(成人)
もう1人は金髪で泣きぼくろのグラマーな少女。
「「ここはどこおぉぉぉぉぉ??!!!」」
その2人は叫んだ。
ハァ、まったく嫌になるね。何でこいつらが来るのさ。
「バカ兄貴ときせら! 何しに来た!」
兄貴と妹がやってきました…。