BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙弐ー猿影彼方は俺の嫁!ー」 ( No.5 )
- 日時: 2010/08/28 14:54
- 名前: 月女神 (ID: z8eW1f9u)
彼方の兄と妹! 編 第1話
猿影海琉、俺様の兄貴で大学生。何故か、法学部に入ってる。バカのくせに、テストは滅法強い。一夜漬けで何とかしてる。
風魔小太郎の子孫であり、生き映し。つまりは忍者であるが、忍びらしかぬ喋り癖がある。
猿影きせら、俺様の妹。高校1年で、男が嫌い。つーか、興味なし。頭も良く、忍びらしい働きを見せていたりする。
かすがちゃんの子孫らしいんだけど。
で、何で俺様が兄弟の事を説明したかと言うと、
「何でバカ兄貴ときせらがここにいるんだよ!!!!」
「「知らない〜」」
このBASARAの世界に来ていたからだ。
あぁ、何で来ちゃうのかな。俺様さぁ、兄貴とか妹とか要らなかった。
……訂正、兄弟は欲しいけどもう少しまともな性格が良かった。
「彼方ぁ、俺お腹すいたぁ」
「アタシも〜」
「貴様らそこに正座しろおぉぉ!!!!」
「「もうしてる〜」」
こんの、バカ兄弟…!
「大丈夫か彼方。少し休んで来たらどう?」
「ん、そうする」
佐助、後は任せた。
俺様は、このWバカの前から姿を消した。
*****【佐助視点】
で、この茶色い髪の毛の奴と金髪の女の子が彼方の兄弟か。
なかなか、良い面構えだな。うん、女の子の方はかすがに似てるなぁ…。
っとぉ、いけないいけない。俺には彼方がいるんだぜ? 他に移ったら彼方に嫌われるじゃん。
「おい、そこの赤毛」
「何赤毛って。酷くない?」
えーと、確か男の方は海琉って呼ばれてたよな…。
「名前は?」
「それ訊くならまず自分から名乗りなよ」
「俺は猿影海琉。こっちは妹のきせらだ」
「きせら様と呼べ」
「そんな事言わないの」
一種のコントですか? 何、ここ。お笑いの世界に来たの?
いやいやいや、待て待て待て。落ち着け俺。こいつらに飲まれるんじゃないぞ。
「俺は猿飛佐助。ここの真田十勇士の隊長…」
「あぁ、オリジナルか。……チッ」
「ねぇ、舌打ちしなかった?」
こいつ、ぶっ殺してやろうか。
いやいやいや、待て待て待て。殺しちゃったら、彼方が悲しむな。うん、そうだな。
「おい、オリジナル」
「何だよ、オリジナルって。…何?」
海琉の野郎が、こんな言葉を吐いた。
「彼方は俺のものだ。手ぇ出すなよ」
「死ねお前」
どこからか声がして、苦無が飛んでくる。
その苦無が海琉の脳天にブッ刺さり、血が止めどなく溢れる。
ああぁぁぁぁ!!! なんか、とてつもなくグロイ光景だ!
そこに平然と苦無を構えてやってきた彼方。
「誰があんたのものだ。俺様は幸音の旦那に仕えてるんだからな」
「あっはは。雨季音君は別に良いよ、良い子だし」
「幸音だ。何度間違えるつもりだ? バカ兄貴」
行こう佐助、と彼方は俺の手を引っ張ってこの場を去った。
ちょ、2人きりなんですけど。
え、理性が保てるかどうか心配なんですけど。どうしよう、俺。
彼方を襲ったりしないかな…(汗
「ゴメン、俺様の兄貴がなんか言った?」
「え、いや別に何も?」
本当、ムカつくとは思ったけどね。
「大丈夫、俺様は幸音の旦那に仕えてるけど、佐助の事、大好きだから…」
嘘ん、廊下の真ん中で告白かい?
ちょ、精神的にやばくなってきたのは俺だけ?
オカン、疲れました。