BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙弐ー猿影彼方は俺の嫁!ー」 ( No.6 )
- 日時: 2011/02/17 23:09
- 名前: 月女神 (ID: GlvB0uzl)
彼方の兄と妹! 編 第2話
「へぇ、彼方の兄貴達が……」
「Ha! 兄ぐらい、どうって事ねぇだろ」
「寝てる時いきなり夜這いを仕掛けてきた馬鹿ですけど? そこはどうって事無いですよね?」
凜音と小太郎が甲斐に遊びに来ました。
政宗はと言うと。
「俺も彼方の所に行きたかった…」
「仕事してください、政宗様」
仕事中。だから、2人だけで来たんだって。
「海琉さんは、相も変わらずのブラコンぶりだなおい。いつか貞操奪われるんじゃね?」
「嫌な事を言うね、凜音」
凜音は茶を啜りながら平然と恐れていた言葉を吐きだした。
そうだ、俺様が何で寮生活をしていたか。理由はね。
兄貴から逃げる為ですよ。
これまで何度危ない目に遭わされて来たか…っっ!
夜には布団に入りこんでくるし、食事には惚れ薬を仕込むし、終いには術で子供に戻したり…。
どんだけ変態なんだ、俺様の兄は。
「まぁまぁ、まだ無いんだろう? 危ない目には」
「まぁね。流石に危ない目になったら……。海の底に沈めてやろうと考えてるけどね」
闇術、黒鴉をナメるでない。
それに、幸村の旦那や旦那が近くで鍛錬してるし佐助も何かあれば来るだろうし。
その時だった。
「かーなた♪」
後ろから飛びついてきたのはあのバカ兄貴、海琉。
あぁ、こいつ今すぐぶっ殺してやりたいなぁ、本当。
「ひゃわぁ?!」
「ん? どうしたんだよ、彼方」
というか、こいつ。気配を消して抱き付いたな?!!
何か、微妙に力加減が強い気が……。
おい。抱きつくのを止めろ。
鳥肌が立つ。
気持ち悪い、おい凜音、小太郎。助けろ。
「あー、小太郎。今日はいい天気だな」
「そうだね。ずんだ餅が食べたいね」
この野郎、完全に無視か。
どこまで薄情な奴らなんだ、お前らには何も作ってあげんぞ。
まぁでも、こいつらはいざとなったら助けてくれるさぁ。多分。
「痛っ……兄貴、強い!!」
ヤバイ、超苦しい。
こいつ……俺が死んでもいいのか!
「はぁ、やっぱりこの身長良いね。抱き心地、最高」
「俺様が小さいとでも言いたいのか?!」
「実際そうじゃん♪」
くそぅ、こいつぶっ殺す。
印を結んで、呪文を唱える。
「闇じゅ———むぐぁ?!」
「え、何なに? よく聞こえなぁい♪」
こぉんの……。口を塞ぐな、息が出来ない。
ドシュッ!
兄貴の脳天にいくつもの武器が刺さった。
あぁ、旦那と幸村の旦那と佐助と凜音と小太郎が一斉に攻撃してくれた。
ほらね、助ける時には助けてくれるんだよ。
きっと佐助なんか、俺様を兄貴に触れさせたくなかったんだよね。
「「「「「死ね変態(でござる)」」」」」
目が完全にイってました。
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つーか、まず下手です。ド下手くそです。
何、この描写? マジ有り得ないんですけど…。
すみません、読んでくださって感激です。ありがとうございます。
「ってか、俺様どうなるの?」(By彼方)
佐助といちゃついてなさい、リア充め。