BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙弐ー猿影彼方は俺の嫁!ー」 ( No.9 )
日時: 2010/08/29 14:52
名前: 月女神 (ID: tPjMcISp)

彼方の兄と妹! 編 第3話

兄は袋叩きになり、木に逆さまに吊りあげられていた。
バカに見えるのは俺様だけ? あ、違う?

「かーなたー、下ろしてー」
「そこで腐りきって死ね、バカ兄貴」

バカでも、兄貴は兄貴だ。呼ぶのは兄貴である。
でも、本当に何かしでかしたら兄弟の縁を切らせてもらうから。きせらだけで良い。

「ねぇ、やっぱりぶっ殺した方が良いんじゃないの?」

佐助が甲賀手裏剣を持ちながら言った、ダークな台詞。
止めてくれ、佐助。黒色に染まらないで。
そんな色は似合わないよ。

「あれでも兄貴なんだけどね。おかしいよね」
「そうだね、あれで反省してるのかな……」

してないに決まっている。

「まぁ、良いよ。俺様、気にしてないから」
「今度から何かあったら言ってね。俺様、頑張って殺しちゃうから♪」

佐助が俺様と同じ一人称になった……。
やっぱ、俺に変えようかな。うん、そうしてみよう。
と、そこに紅羽ちゃんがやってきた。お、後ろに連れているのは元喜か?

「今、きせらちゃんが元千代を連れてくるわ」
「何だ彼方。海琉兄さんが来ていたのか。貴様の妹、きせらに危うく拉致されるところだったぞ」

きせら、拉致はしないで。
あ、オクラさんも来ていたのか。何で呼んだんだろう。

「フン、あいつか。我の策の実験台にしても良いという人間は」

あぁ、そう言う事ですか。
まぁ、程々にしてくださいよ。2人とも。


その後、海琉は地獄を見る事になる。