BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙弐ー猿影彼方は俺の嫁!ー」 ( No.109 )
- 日時: 2010/11/23 15:09
- 名前: 月女神 (ID: GlvB0uzl)
第2話
それから、戦国BASARAの同好会「BASARA組」が出来た。
部長はもちろん、伊達凜音。じゃんけんで負けたから。それ以上でも、それ以下でもない。
副部長は旦那。俺と小太郎は、幹部になった。
活動内容はもちろんゲームで遊ぶ。コスプレをする。とか、色々。
「んじゃ、今日は何やるかー」
「暇だしね」
「何をしようか、迷うでござるな」
「んー」
暇を持て余していた。
そんな時、ドアが破壊されんばかりに開かれる。
銀髪を後ろで無理矢理結んだ少年と、そいつに引き連れられて、緑色のオクラハットをかぶった少年が来た。
2人とも息を切らせて、ここまでやってく来たらしい。
「何か用?」
「これ。作ったの、お前らか?」
銀髪が言ってきた。
手に持っているのは、BASARA組のチラシ。あぁ、なるほど。勧誘を受けてきたのか。
今度はオクラハットが言う。
「下らん部活動をしているな。興味がない」
「嘘をつけ。このチラシをずっと見ていたの、俺は知ってんだぞ!」
「黙れ、貴様だって見ていただろうが!」
入口で喧嘩されちゃぁ、困るんだよな。うん。
すると、凜音が2人に近付き、ふむとうなずいた。
何をする気だろうか。
「お前ら、入部決定!」
「ちょ、そいつらの意思は関係なく?!!」
「All right!! 大丈夫に決まってんだろ」
何て自分勝手で傍若無人なお方でしょうか。俺、この時一言も発せられなかったよ。
そんな事は置いておいて。
銀髪の奴は、長富元千代。噂では、漁師の息子だか何だか。
オクラハットは、毛利元喜。学年1位の成績を誇り、
入試をトップの成績で入学したらしい。
そんな有名人2人組が、よくぞまぁこんなしょぼい部活に入るな。
後は女の子が入ってくれれば良いんだけど。
「BASARA組って、ここ?」
またも銀髪、しかも女の子が入ってきた。
紫がかった瞳、大人びた雰囲気。まさか、生徒会の先輩か?
違った。
「入部したいんだけど」
「え。お前、ここは男ばかりのむさ苦しい部活だぜ?」
元千代、あんたは余計な事を言うな。
「別に平気よ。多少は我慢するわ」
「へぇ。気に入った。お前も入部しろ」
「言われなくても、そのつもりで来たんだもの」
女の子は、竹中紅羽と名乗った。
これで部員は7人。さて、次は誰が来るのかな?
※続く!
次回、第3部のネタばれ注意!