BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙弐ー猿影彼方は俺の嫁!ー」 ( No.110 )
- 日時: 2010/11/25 16:29
- 名前: 月女神 (ID: GlvB0uzl)
第3話
それから3人の部員をゲットして、ますますBASARA組はにぎやかになる。
元千代と元喜は、毎日のように喧嘩をして。紅羽ちゃんは、どうやら旦那がお気に入り。
一体、どうなる事やら。分からんね。
「家康ぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「っきゃぁぁぁぁぁ!!!!! あ、アタシは家康じゃないって! 子孫だけど!」
うん、外があまりにもうるさいな。
見ればそこに居たのは、おぉ空手部の徳沢さんに陸上部の石崎さん。
力じゃぁ、徳沢さんの方が勝るが、スピードは石崎さんの方が勝つ。だって、陸上部だし。
まぁ、俺の方が速いけど(忍びだし)
とりあえず止めた方が良いのか? そうしよう、迷惑だし。
「あー、ちょっと? 廊下は走らない方が良いよ?」
「「うっさい!!!!!」」
「……ゴメン」
泣けてきた。
「あっはっはっは。彼方、女の子に負けるなんて、恥ずかしくないのか?」
「うるさい、兄貴」
当時、兄貴は高校3年生。(俺とは2歳違いで、現在大学1年の法学部)
こいつも最近、BASARAが好きらしい。自分は風魔小太郎の子孫だってほざいてる。
そうかもしれないって、最近思ってきた。だって、俺と同じ忍びだし。
ちなみに、妹のきせらはかすがちゃん。あのくのいち。分かる? 謙信様LOVEの。
「海琉殿、何用で参ったでござるか?」
「おぉ幸音君。元気してる? 彼方をよろしくね。ちょっとねぇ、廊下が騒がしいから見てみればさ」
兄貴が、あの徳沢さんVS石崎さんの方に首を向ける。
あぁ、まだやってるよ。止める気はないのか。止める気はないのか!(大事なことなので2回言いました)
旦那は興味がないようで「ふむ〜」とうなずいていた。
お前が興味あるのは、国語教師との殴り合いだけか? 今日もやってたな、殴り合い。
そんなことは良いとして。
「兄貴、何の部活も入っていないお前が何しに来たの?」
「うん。部長さんにこれを、ね?」
見ればそれは、入部届け。
ま、まさか?!!!!
「伊達凜音君。3年E組、猿影海琉です。入部希望、彼方の兄です★ よ・ろ・し・く・NE!」
なんか、疲れてきた……。
※次回、結成編完結!