BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 戦国BASARAでBL「忍、恋愛涙弐ー猿影彼方は俺の嫁!ー」 ( No.111 )
- 日時: 2010/11/27 13:52
- 名前: 月女神 (ID: GlvB0uzl)
第4話
時は、現在に戻る。
「きらきらー、ダイアモンドー。輝くー星のようにー♪」
「栄光、志望校、何とかして入ろう。天才秀才、トップ目指して、GOGO!!!」
って、何歌ってやがる?!!! 凜音と小太郎! 戻ってこい!
あ、BASARA組の話?
うん。あの後から変わりはないよ? 部員も増えたけど、それはまたの機会に。
変わった事と言えば、兄貴が大学に行き、きせらが入部したって事ぐらい。
「ゆっくりしていってねッッッ!!!!」
「へぶあッ!!! てめ、何しやがる凜音! 頭突きとは良い度胸だな!」
凜音が政宗に頭突きをかまし、喧嘩を売ったらしい。本人は、六爪流で凜音に対抗。
あ、凜音が小太郎にスライディング土下座された。ザマァwwww。
「あはははは。ゆっくりしていってねって、流行ってたんだね」
「作者が最近好きらしい」
作者、友達にこれを一回やられてトラウマ持ってるはずなのに。(リアルにありました)
すると、佐助が俺に訊いてくる。多分、ゆっくりしていってねかな。
「ゆっくり(以下省略)って、何? ただの頭突きじゃん」
ほらな。
「うん。ただの頭突き。痛いよ、やるか?」
「遠慮しとくよ」
俺の代わりに兄貴が笑顔で答えた。やる気満々。怖い。
あ、小太郎と凜音の歌に、元千代も参戦した。
あーぁ、元喜呆れてますよ。戻ってこい、元千代。お前はまともで居てくれ。
先祖のチカさん。笑ってないで止めてあげてください。
「にぎやかだね。最初、彼方だけだった時はこんなじゃなかったよ」
佐助がニコニコ笑いながら言う。
確かに、あの時はものすごく寂しかった。誰もいない、話す人もいない。
何もかもを失ったような気がした。
でも、今は違う。今は、皆が居てくれるから、いつも笑ってられるし、勇気が出る。自分が居るって事を証明してくれる。
守るものが、また少しだけ大きくなったような気がした。
すると、佐助が俺の肩を抱き、耳元で囁く。
「じゃぁ俺様は、彼方を守っちゃおうかな? ねぇ、お姫様?」
「誰がだよ」
くす、と笑う。そして、佐助の胸の中に顔をうずめた。
温かい。ずっとこうしていたいなぁ……。
そんな俺に、佐助はギュッて抱きしめてくれた。
そんな日差しが強い。夏の日。
次回予告!
「え? 小太郎が、いなくなった?」
彼方の許にかかってきた、凜音からのメッセージ。
それは、不吉な予兆を現した。
小太郎が凜音の前から姿を消したのだとか、一体どうして?!!!
一方、死神達にも凶報が。
「ついに、あいつが目覚めた」
「嘘だろ……? だって、あの時倒したはずだろ?」
あいつって一体誰?!!!
そして、ついに豊臣が小田原に向かっていく。そこで出迎えたのは、あの風魔。
「彼方。ゴメン」
何故風魔はそんな事を?!!!
さらに、あの海琉がなんと、皆を裏切ったり。
元喜と元千代の中にも亀裂が生じたり。
佐助と彼方の絆も危なかったり。
彼方の本当の力が解放されたり?
猿影3兄弟バラバラ、豊臣進軍。どうなるの?!!!
超展開。シリアス成分100%、最終決戦が幕を開ける!
次回、『戦国死神編』スタート。