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「あ！　シミ付きパンツのまた子！！」


「大声で言うなァァ！！
あと、シミなんかついてないもん！　ちゃんと毎日取り替えてるもん！」



　神楽というちっこいチャイナ娘。
　此の頃、何かと鬼兵隊にやってきて船を壊す。いつも、わたしと晋助様で追い払ってるからすごく疲れる。今回もそれだ。神楽とかいうやつ、わたしに構ってほしいのか？　というくらい、わたしにばかり変なことを言ってくる。

「ふんっ、今日こそは逃がさないッスよ！」


「ケッ、やれるもんならやってみやがれアル。
小娘が！」


　うっわー！　すげームカつく。
　
「この来島また子に早撃ちについてこれると思ってるッスか！？」

　そういって銃口を向けると、ふっと笑われた。もう嫌、ムカつくぅ…！

「前だって逃げられたアルヨ〜。」

　このクソ小娘ェェェェェ！！！！

「お前もう黙れッス！！」

　数10発アイツに向かって撃つ。もう嫌だ、生意気な小娘は大嫌いッスから、わたし。

　でも、神楽は余裕そうに立ってた。傘を盾にしていたのだろう。


「んじゃ、アバヨ！　シミ付きパンツのまた子！！」

「んな！」


　結局逃げられてしまった。
　でも、神楽は最後に…何か言ってた。何だっけ？

　えーと、確か…。


　———ウォーアイニー、誰よりも———




　* *

　刻鎖です。
　結構好評だったSSです、流すのがもったいないのでもって来ました(笑)。
　以下コピペ←。

　いつか銀魂のエンディングテーマで「ウォーアイニー」というものがでてきましたよね？
　え、ウォーアイニーって何？　ってずっと思っていたんです。そしたら、中国語で好きという意味なんですね〜、吃驚しましたよ;;
　
　この後、また子は晋助様に「ウォーアイニー」の意味を教えてもらって…((