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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 【…そろそろ押かけます←】黒猫の幻想曲【薔薇百合作品募集中】 ( No.33 )
- 日時: 2010/10/31 16:45
- 名前: 刻鎖 ◆4PE6.BwxWY (ID: aYwQGfB6)
「土方さん。とりっくおあとりーと」
「・・・何やってんだオメー」
男しかいない空しい真選組にだって、ハロウィンはやってくる。
もちろん、この鬼の副長のもとにだって。
そんなことは分かっていたが、目の前にある光景に驚愕していた。
「だから、ハロウィンでさぁ」
一番隊隊長 沖田総悟の、あるまじき姿に。
「・・・魔女?」
沖田は今、絶賛魔女だった。
真っ黒な長いフード付きマント、頭にはとんがり帽子。
地毛と同じ色の長いウィッグをつけ、マントの下にはワンピース。
しかもやたらと短い。
鬼の副長こと土方十四郎は、単純に目のやり場に困っていた。
「お菓子くれなきゃイタズラしやす(殺しやす)」
「ちょ、オイ待てっ!いま何かダブって聞こえたんだけどォォ!?」
「早くお菓子下せぇ」
どうやら、菓子を貰うためだけにここに来たらしい。
癪に障るので逆に問いかけてみた。
「オメーは、————・・・?」
「っ・・・/// そ、んなのっ知りやせんっ・・・」
——・・・甘いキスとイタズラ、どっちが欲しい?
『知らない』と答えた沖田に、土方は言う。
「——じゃあ、どっちもくれてやるよ」
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祐希さまのスレに押しかけた結果がコレです。
……押しかけてよかった。
やったね、わたし!
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