BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: _____The wound loses if cured ( No.199 )
- 日時: 2011/01/06 09:32
- 名前: 刻鎖 ◆KokuskA/To (ID: 9yCTBNZC)
- プロフ: http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/4431/1281772644/l50
■第2回バトル・オブ・フェアリーテイルが始まったら−ルーシィ
「あー、もうっ、何が〝第2回バトル・オブ・フェアリーテイル〟よぉ! 完全にわたし不利……こんな時間に来るんじゃあなかったー!!」
「と、申しております」
ある精霊の中にはいっている精霊魔導士ルーシィ=ハートフィリア、17歳。どうしてこんなことになったのかが知りたい人はこのまま聞いてくれればそれでよい。——……なぜか今日はすっきりと目が覚めたルーシィ。「譲ちゃんあぶねェぞー」と、お決まりの台詞を言ってくる漁師たちにもにっこりウィンク。ご機嫌でギルドの扉を開いたのまでは良かった、のだが。突然、ミラジェーンが〝第2回バトル・オブ・フェアリーテイル〟という提案をだした。もちろんいきなりだたため、ルーシィは丁重に断ろうとすると。すぐ隣にいたナツが瞬時に賛成してしまったのだ。ルーシィは慌ててナツを止めようと、「料理作ってあげるわよー」などとナツの気が向くような話題を出したが、「ミラの作ったのの方が美味ェし」と毒舌で断られてしまった。『今日は早起きして仕事にいきたかったのになー』、そんなことを思いながらもなぜかみんなすごく燃えていたので自分だけ逃げようと引き返そうとすると、そこにはエルザが待機していた。〝第2回バトル・オブ・フェアリーテイル〟は強引にも開始された、というのがつい先ほど。ルーシィがご機嫌なときはろくなことがな……痛っ、何するのルーシィ! 仕方がないのでギルド内に隠れる。まあギルドの中は誰もいなさそうだと思ったからだろう、べつに誰にもみつからないのなら戦わなくてもいいかと考えたルーシィは、魔力の消費もいいだろうとホロロギウム(だっけ? すいません、いちいち漫画みて調べるの面倒くさいので(漫画べつの部屋にあるし)本体のあいまいな記憶から)を呼び出してその中に入った。だから今このような状況になっている。
(大体……)
ルーシィは思った。
(バトル・オブ・フェアリーテイルでどれだけの人が傷ついたか、みんな知ってるはずじゃない? なのにいきなりそんなことわざわざやらなくても、良いのに)
化け物たちの考えることはまったく理解できない、ルーシィは隠れていることなど忘れてそんなことを頭でクエスチョンマークにぽんぽん変えていた。まあここはいつもミラのいるカウンターの奥あたりなため、多少動いても音が出ない限り外から見つかる可能性が低かった。のんきに色々と考えても大丈夫だろう。
* *
第2回バトル・オブ・フェアリーテイルに提出したロル。小説っぽくしてみたつもりがこれ←。