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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 【狂愛Butterflyup】黒猫の幻想曲【※ヤンデレ】 ( No.63 )
- 日時: 2010/11/11 18:04
- 名前: 刻鎖 ◆4PE6.BwxWY (ID: aYwQGfB6)
▼ポッキーゲーム
「これから、ポッキーゲーム大会をしようと思いま〜す!」
ミラの一言で、ギルドはシーンと静まり返った。
「み、ミラ? どうしたんだ、いきなり……」
最初にツッコんだのはエルザ。
「ぽっきーげーむ?」
〝それ〟自体を問いだすジュビア。
「あはっ、面白そ〜!」
悪戯な笑みを浮かべるルーシィ。
「ナツぅ、ルーシィが怖いよぉ」
ミラにはあえてツッコまないハッピー。
「ルーシィ! ポッキーゲーム俺とやろうな!」
珍しく〝それ〟の意味を知り、ニコニコしながらルーシィに近づくナツ。
「……」
放心状態で真っ白のグレイ。
「はぁ? ミラ、それより酒よ! 酒関連の遊びないの?」
マイペースに文句を言うカナ。
……面白い反応をした者しか載せていないが、これ以外にも似たような言葉がいくつか返ってきた。
ミラは、にっこりと微笑んでギルド内のみんなを見渡す。
「えーっとね、今日は〝ポッキーの日〟なの。だからみんなでポッキーゲームでもしようかなぁって」
ルーシィはミラをみて嬉しそうに……恐ろしく(強調)笑う。
「ミラさーん、それって別に誰としても何人としても大丈夫なんですよねー?」
ミラの答えはもちろん、
「あたりまえじゃない」
そして、グレイが色を取り戻した直後。
「それでは、〝妖精の尻尾ポッキーゲーム大会〟開始! ポッキーはここにあるからとっていってね? なるべく沢山の人とするように!」
ポッキーゲーム大会は開かれたのだった。
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