BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 銀魂−沖田受中心他カプあり ( No.239 )
- 日時: 2011/03/20 21:42
- 名前: 祐希 (ID: xJuDA4mk)
「先生ぇ! 〝3S〟が第2弾らしいですよぉ」
「何でィ坂田。〝3S〟って?」
「それは……」
// 3年S組 沖田先生! 〜坂田銀時の発情〜
銀魂高校、3年S組の教室。
今日も、生徒のなかでは『沖田先生』の取り合いが始まっていた。
——沖田先生、とは。
3年S組……もとい、3Sの担任だ。
綺麗な顔に対し、腹黒くドSという点が生徒から何気に好評を受けていた。
……ただし、3Sの生徒にだけだが。
「沖田せんせーい。ココ、分かんないんですけどぉ」
「自分で調べろィ。もしくは土下座して『沖田先生教えて下さいよろしくお願いします』って言うか」
「せんせ……教えてくんねーと、銀さん悪戯しちゃうかも」
「はいはい。土方にでも盛ってきなせぇ、年中発情期野郎」
「土方相手に盛れるわけねえじゃん」
坂田銀時。3S生徒……って、ところでさあ、〝3S〟ってなんて読めばいいの? 「さんえす」?
うーん。……まあいいや。「さんえす」ってことで。
気を取り直して。
坂田銀時——つか、俺は、沖田先生のことが気に入ってる。
それはきっと、自分もSの類に含まれるからだろうな。うん、楽しいもん。あの先生。
——Sは、Sを苛めるもしくは弄ることにより快感を得るのだ。
——って誰かが言ってたような言ってなかったような、そんな感じがするわけなんだけど。
まあ、要するにSを上回るドSってことよ。多分、危険人物にピックアップされるんじゃね?
つか、俺自分で言っちゃってるけど大丈夫? 銀さん墓穴掘ってんですけど。
「坂田、独り言ぼやくぐれぇなら席つけ。それかまた校庭でも走ってくんのかィ?」
「えー嫌だな。銀さん走んの嫌いなんですう。先生と夜の営みなrごふっ!」
「口閉じねえなら、無理やりにでも黙らせやすぜ」
「あら、先生ってば鬼畜っ。真っ昼間からそんなこと」
「坂田。てめぇ今日、放課後 居残り」
こんな会話が日常茶飯事、な俺と先生。
——ん? いま、先生『放課後 居残り』って言ったね。絶対言ったよね。つーことはさ。
「今日、放課後……先生と2人きり」って言う完璧なシチュエーションが出来上がるわけだよね。
先生、気付いてねえのかな。
「沖田せんせーい。じゃあさ、俺と放課後2人きりですね」
「あ? なに言って」
「だってそーゆーことじゃん。銀さんと沖田先生。S組に2人っきりー」
というわけで。
銀さんの理性は、今日の放課後を境目に持たなくなると思われます。
俺と先生に近付いたやつは、巻き込まれる恐れがあるのでご注意を。