BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 銀魂−沖田受中心 *愛来さまへ! ( No.318 )
日時: 2011/05/29 11:09
名前: 祐希 (ID: xJuDA4mk)
プロフ: 台風怖い

「おーう、久しぶりだねィこの先生仕様」
「久しぶりっていうか、最近作者兼腐女子がサボってるからじゃないですか?」
「眼鏡、それ言っちゃいけねえでさ。 もともと少ねえ出番がもっと少なくなりやすぜ」
「え、嘘っ! てか沖田さんそれフォローしてるつもりで出来てませんからね?」



@ 3年S組 沖田先生! 〜志村新八の災難〜



こんにちは。 このクラスで唯一の常識人だと自負してる志村新八です。
僕もまあ、この3年S組の生徒なんですけど、何というか個性的というか。
だから、僕みたいな普通の奴が目立つわけもなく、ましてや地味キャラとまで至ってるんですけどね。
——僕だって、先生のこと一応好きなんですよ?
銀さんみたいに明らかに近付くことはできないし。
土方さんみたいに〝幼なじみ〟っていう立場もないし。
身長も沖田先生に全然勝ててないですからね……まあ、普通すぎるんですよ僕は。

でも、最近僕分かっちゃったんです。

——沖田先生の好きなタイプ。

それは、銀さんみたいな開けっ広げな人でもなく。
土方さんなんかもっての他で、ていうか土方さんってただの幼なじみですよね?
身長の高い人でもなく。

沖田先生は、自分の姉上みたいな人が好きなんじゃないかなーって。
だから、女の子でも神楽ちゃんとかだとにぎやかすぎるし。
月詠先生は大人っぽすぎるし。 ——僕の姉上は、恐ろしくて手出しできませんからね。

だから、ある程度おとなしくて静かで、綺麗な人が好みなんじゃないかって!

そしたら、最後こそは当てはまらないけど、他2つは僕だって持ってるし。
こうなったらもう、沖田先生に確認するしかないですよね!


「は? 好きなタイプ?」
「はい! 先生の好みのタイプ教えてください!」
「——んんん…………」


考え込む仕草も可愛らしいなあ。


「好みのタイプってのぁ……特に、は……ねえでさァ」
「えええええ?!」


予想を裏切られた!


「だって、俺はもう、」

「——が、好きだから……」


——え?
いま、何て言いました?
「好きだから」って言いましたよね。 え? 誰なんですか?


「あ、いけね。 もうこんな時間だ。 おい眼鏡、そのプリント教室持って行って下せェ」
「え、ちょ先生っ……」


——て、ことは。
沖田先生すでに好きな人いるってことおおおお?!
——はあぁ。
志村新八、告白する前に失恋です……。