BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 銀魂−沖田受で活動中… ( No.40 )
日時: 2010/11/03 11:18
名前: 祐希 (ID: xJuDA4mk)

5.

「次は体育ネ」

「得意分野でぃ。負けてたまるか」

この言葉に、生徒全員が冷や汗した。

——この2人が対立すると、いつも2人しか残らないから。

奇しくも競技は球技。

皆望むのは「ドッジボール」。

「じゃー、始めっ」

ピーッ





——残るは、2人。

「そろそろ当たったらどうなんでぃ」

「嫌アル。そっちが当たるヨロシ」

「嫌でぃ」

ひゅんっ、ひゅんっ、ひゅひゅんっ。

ボールが速すぎて見えない。

外野にも、一回もボールは渡って来ない。

(早く勝負ついてくれ・・・)

全員が静かにそう祈っていた矢先のことだった。


どんっ!


「あ・・・」

「ふっ。夜兎、ナメんじゃねぇーヨ」

神楽、二勝。

——早くもリーチがかかってしまった。