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【ブルグリ性転換】　人形さんに、めいくを。　【モデル撮影のめいく担当ブルーがグリーンを無理矢理モデルにさせる話(ぐりーんは性転換るさに連れてこられた)】

「お？そいつ誰よ、るーちゃん」
「え？ああ、この子はねー。グリーンって言うのよ。Sexyでしょう？」
「——ルビー。帰らせて。」

ピンク色の口紅が鮮やかな、まるでウェディングドレスなものを身に纏っている、ルビー。
どうやら、特集は”憧れのドレス！”らしい。
——別に関係ない。
そう思ってルビーとサファイアのバカップルに着いてきたって言うのに。
イケメンは現れるし”るーちゃん”言うし。
何なのよ。こいつ。
レッドと一緒に居ればこうならずに済んだ…。
……。
イエローとデートだし…。
嗚呼もう家でゆっくりしたい！

「なー、グリーンちゃん。」
「何。えっとその、…?あんた」
「ははっ、その顔の癖に面白いこと言うねー。
　ちょっと読者モデルにならない？」
「断る」

「拒否権はない」と後から言い出し、強制的にメイクルームに連れて行かれる。
——このイケメン、力も強いわ。
最悪だわ！

.

青緑のアイシャドウ。少し濃いめのリップ。
黒と金が映えた爪。ふわふわになったロングの髪。
身に纏うは黒くセクシーと言うに相応しい華やかな衣装。
まるで、セレブが着るような。
足にはアンクレットを着け、黒く鮮やかなハイヒール。

「——…歩き、にくい。」
「Wow！Beautifulじゃないの、グリーン！」
「さっすが俺。」

きらきらと瞳を輝かせたルビーと、自画自賛するイケメン。…名前なんか知らないわ。

「ブルーくーん撮影に行くから、最終チェックしてー」
「りょーかーい、ちょっと待ってな。」

どこからか聞こえる声。振り向くと、美人で、ふりっふりの洋服が合いそうな子。