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こう(光輝)じゅん(潤)　(げーむDPPt主♂ライ)、…かな。

＃その赤もその雫も全部、

「—愛してるよ、大好きだよ。
　ねえ、俺のこと好き？じゅんは、俺のこと好きだよね？」
「ん…。俺も好きだよ、こうき。
　だから、やめて。」

ガリッ、
——唇に口づけをなんて甘ったるい愛よりも、痕の残る愛がいい。
愛と聞かれて、そう答えるであろう彼…、光輝の愛情表現。
強く噛み過ぎたのか、上唇からじわりと広がる赤。
ぺろりと光輝がその赤を舐める。数秒後にもう一度噛み付く。

「痛ってーんだよ、なんだってん…ッ」
「仕方ないじゃん、愛ってさ、こういう事でしょ、」
「ッ——」

じわりと、頬を濡らす透明な粒。
嗚呼、それも俺には愛しいよ。
目に入らない程度に、その涙を舐める。
気持ち悪い、と思われるかな…、じゅんに。

「やめっ…そんなの、」
「ん、気持ち悪いって思うの？
　——俺の、愛情表現」

「そんなことは、無いけどさ」

俺を甘やかすから、こういう事になるんだよ。
それを受け止めるじゅんが、愛しいんだけどね。
来ないで、とか、気持ち悪い、とかさ。
——そういう言葉は大っ嫌いだよ。
でもさ、狂ってるとか、歪んでるっていうのは、褒め言葉。

「——本当、なんだってんだよ…」
「愛してるよ、愛してるよ、じゅん」

首に噛み付き、歯型をれろ、と舐める。
一瞬、びくっとしたじゅんが愛しい。

「本当、お前って狂ってるし、歪んでる愛情狂現しかしないよな。」
「そんな人を愛する人も、歪んでると思わない？」

——嗚呼その言葉も、赤も、雫も、君の全部が！

(手に入れられたら！)




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大丈夫かよこれ