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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: お正月企画 //薔薇百合作品(オリ版権問わず)募集中!! ( No.142 )
- 日時: 2011/01/11 14:29
- 名前: 月女神 (ID: GlvB0uzl)
久々に登場、月女神です!
では早速参りましょう!
【墨まみれの笑い顔】(翔×リエン)
〜翔視点〜
白いあいつが、バケツ一杯の墨をじーっと見つめていた。
彼方が『楽しく遊びなさい』っていう事から、はねつきをしようという事になって。
でも、羽子板がないからどうしようもない。
「リエン。諦めろ、羽子板はないぞ」
「ヤダ。リエン、これやりたい」
白いあいつ、リエンは駄々をこねる。
そう言ったって、羽子板ないんだから。羽もないしよ。
すると、リエンは自分の死神の鎌を、墨の中に突っ込んだ。真っ黒になった鎌を引き抜き、滴る墨を俺に向かって振りかける。
俺は元々、黒い装束だったから墨がバレる事はない。
でも、余裕そうに笑うあいつがムカついた。
「翔。早くリエンに攻撃しないの?」
あー、もう。やってやる。
俺はバケツを持ち、リエンに向かって勢いよく投げた。
放物線を描き、バケツの中の墨はリエンの頭上に降り注ぐ。
白い装束が、おかげで真っ黒だ。
「……あ、悪い」
流石に悪いと感じたので、俺は素直に謝っておいた。
白い髪から墨を滴らせ、下を向くリエンは無言。あぁ、怖い。
すると、リエンはくすくすと笑った。
「あははははは!!! リエン、翔と同じ格好だ! 真っ黒真っ黒」
俺の姿を真似たあいつは、俺と同じような顔で笑った。
つられて俺も笑う。
闇の中に輝く、あの太陽の如く。
墨をかぶって真っ黒になっても、
あいつは、笑う。
※意味が分からない小説になりました。
こんなのでよかったのでしょうか、いや、よくない!
こんな駄文をあげてしまい、どうもすみませんでした……。
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