BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: バレンタイン企画 //薔薇百合作品(オリ版権問わず)募集中! ( No.176 )
- 日時: 2011/02/05 22:27
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
〜甘い甘いおやつが良いな。〜
「今週も授業、おしまいか・・・暇ァ。」
今日は土曜日—
とりあえず宿題も教室で終わらせちゃって暇だし私/東京は売店でラスクを買ってなんかちょっと余裕そうに煎餅のようなパリパリした音を響かせながら寮の勉強室で英単語を見ていたというか覚えていた、そこで埼玉さんがやってきて私の方を見る・・・
正直こっちを見なくても分かる気がする・・・。
ラスクが好きなのか分からないのだがとりあえずこっちを向いて声をかけることにした
ちなみに埼玉さんは神奈川さんの犬猿の仲で私と和歌山さんのような曖昧な関係を示すことはなかった、ちなみに埼玉さんは色々な人に絡まれているような人だ
「・・・ラスク、ほしいの?」
「うん。ラスク、好きなんさ。でも、神奈川はくれないんだよな^^ケチだから・・・」
今にも神奈川さんの蹴りが振ってくるような感じがしたのだが神奈川は現在・・・千葉さんとか長崎さんのほうにいるらしいと寮室の一つが少しザワザワしていて分かった、そのままヒョイっとラスクを渡すとそのまま私は真剣モードへ入っていったのでラスクを食べながらやることはなかった。
三時ごろになってから急に勉強室の人数は減っていくのは夕食が近いかおやつを食べに行くかのどちらかの理由だったので私はそのまままだ勉強を続けていた、
三時と十五分がちょうど刺さった頃に私は勉強を一回やめてうつぶせになろうとした・・・その時だった
「埼玉・・・さん?」
「あ、ありがと。さっきのお礼^^」
ポンと私の好きなランチパックという菓子パンを埼玉さんが渡したときに気がついた・・・
—やばい、口つけているほう渡しちゃった・・・
それに少しハッとしたのに気がつかれて埼玉さんはそのまま止まった。
「あ、ごめんね。私・・・口つけたほう渡しちゃった・・・」
「・・・あ、いいよ。大丈夫。そういうの慣れてるし・・・
それにあの・・・さ、間接キスとか、か、関係ないしさ」
「気にしてるですよね?」 「んなことないって・・・」
そのまま埼玉さんは奈良さんに呼ばれて寮の部屋へと戻っていきました、何だか・・・
複雑な気分ってこういうもんなんだなァと思いました・・・。
次に会うときは白い目で見ておこう、一応
「あ、京都さん?・・・え?このランチパックほしいの?あ、違うんだ・・・マジか・・・また先生に呼ばれたしー。」
「埼玉、アンタの顔見た後に何か照れてたよ?何かした?」
「え・・・えと・・・
ど、ドMなんじゃないのかな^^;」
そんな誤解を招きそうな言葉でしか答えを出すことが出来ない私が何だか嫌になったような気がしましたが・・・
何だ、気にしてたのならさっさと言ってくれれば・・・
直接してあげたのにさ。
「三時のおやつは甘いものがいいなー^^神奈川ー、くれよー(埼玉)」
「このじゃむパン?・・・だーめ、それにもうラスク食ってるだろ?(神奈川)」
「・・・それ、言わないでくれる?///」
「・・・は?(何を言ってるのだろうか)」
終わり
埼玉は攻めより受けなのかなとか思いながらも自分で幸福論の中で初めて選択したお題は終わったのです。セリフお題も頑張ります
あ・・・ヘタリアのカップリングといえばやっぱし英米とかですかね・・・ヘタリアの腐向け小説は描けないのですが・・・。