BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: バレンタイン企画 //薔薇百合作品(オリ版権問わず)募集中! ( No.198 )
日時: 2011/03/01 17:12
名前: 月女神 (ID: GlvB0uzl)

ハイ、お久しぶりです。月女神です!!
とりあえず、来たんで書きます!! 相も変わらずの駄作です!!


【群青宝石】 猿影彼方×片木小太郎

〜視点無し〜

彼方は、空に手を伸ばした。青く、どこまでも澄んだ空に。
小太郎も真似をして、空へと手を伸ばした。スゥ、と。どこまでも伸ばす。

「なぁ、小太郎」
「何?」

彼方は、小太郎に向けて笑顔を見せた。

「あの空ってさ。宝石っぽいよね」
「宝石? どんなの」
「サファイアとかさ、アクアマリンとか。ラピスラズリとか」

青系の宝石の名前をずらずらと述べ、彼方はまた笑う。
そう考えてみると、小太郎も確かにと思う。
何もない青い空は、確かに宝石のようだった。サファイアや、アクアマリンなどの宝石が思い浮かぶ。

「あれってさ、つかめるのかな?」
「つかめないって」

小太郎は苦笑いをして、手を下ろした。そしてため息をつき、起きあがる。
眼下に見える、甲斐の街。人々が行き交うのがよく分かる。
彼らは丘の上で寝転んでいたのだ。
髪についた葉っぱを払い、小太郎は大欠伸をかます。

「空をつかむなんて無謀だろうが。神様じゃあるまいし」
「知ってる。つかめないなんていう事は、ね」

掛け声と共に、彼方も起きあがった。葉っぱを払い、もう1度手を伸ばす。
どんなに手を伸ばしても、決してつかむ事の出来ない空。それなのに、彼方の腕が捕らえようとしている。
実に馬鹿馬鹿しい話だ。思わず笑ってしまう。

「じゃぁ、2人でならつかめるよね」
「ばーか。つかめる訳がねぇだろうが。人数変わっても、同じ事だよ」

あぁ、でも。

君と一緒ならつかめる気がした。



※ ※ ※

ハイ、何か変な小説になりました。
うわぁ。何だろう。何だろうこれぇ。すごい恥ずかしいよ!!

本当にゴメンなさい。駄作を上げてしまって。


あと、また参加させてもらいます!!

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