BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 〜楽園の愉快(!?)な仲間たち〜 【百合】オリキャラ募集中! ( No.10 )
- 日時: 2010/12/13 22:08
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
〜パンドラの箱を開けたようです〜
2年桃組には編入試験を受けて入ってきた者がやってくるらしく、少しだけ盛り上がっていた。
寮の部屋が桃組の和歌山が家庭の事情で退学したこともあって奈良の部屋には奈良しかいなかった、そんな編入試験に受かった生徒は奈良の部屋に入るらしいが今朝はそんなこともなく奈良は一人で起きると京都の所へやってきた。
埼玉は図書委員会の書類整理へと行ってしまっているし新聞部の二人は変わった耳をつけてたり翼をつけてたりして怖いから近づけないということなので隣の席の京都に話しかけることにした、また少しだけ疲れたような顔をしているが京都が受け役になるのはちょっと体力で追い出したりしないといけないために疲れてしまうらしい
「みなさん、座ってください〜、今日は転校生が来ました^^・・・
では、入ってください」
京都のような可愛い子を期待しながら奈良は少しだけ緊張していた、『攻めっ子』だったら奈良の立場は変わってしまうのだから・・・
教室から入ってきたのは京都と同じくらいの背で紅い瞳という可愛い女の子であった。
軽く巻いてある腰まである長い緑色の髪の毛が揺れると彼女は顔を恥ずかしいのだろうか真っ赤にしていた、13歳には見えないような姿である・・・そしてよく千葉などがやっている美少女ゲームの主人公のような姿でもある
「あ、は、初めましてっ!///」
そこでしらける事はなく・・・自己紹介邪魔役が多量に潜んでいるという桃組の特徴が現れた、
これには先生も怒ることなく『仲良くしようとしているのだな』と解釈するのでまぁいいのだが。
「アタシ、山影っていうんだ!富山って呼んでね〜^^」
「あ、はい・・・富山さん^^///」
ちょっとクラスメートについても紹介しておこう、
富山はクラスのリーダー的存在で生徒会長だというところで敵に回したくない存在でもある。
「あ、私は北神だよ〜^^北海道って呼んでね。
あと・・・あなたは茨さんだっけ?
えと・・・茨城って呼ぶね^^」
「は、はい・・・よろしくお願いします///」
北海道さんはみんなのニックネームが都道府県というものにしたというきっかけをつかませてくれた人、ちょっとだけドジを踏む事があったり不幸になりやすいという素質のようなものがあるのだがそこが何か特徴的なところである。
「わ、私は富山様を慕っております。狗野と申します、長野と呼んでくださいませ・・・」
「はい、宜しくお願いします・・・^^」
この可愛くて耳が狗のような感じになっているという長野は生徒会の書記をしていて富山をとても慕っている可愛い子である、富山と北海道にはさまれている役だからか京都に次ぐ総受け役かもしれない。
ちなみに可愛いといっても男性恐怖症であるので同姓で愛さなければいけないという病気の鉄則がある、今は富山を好きになっているといわれるが・・・よく分からない
「みなさん、よ・・・よろしくお願いしますっ///」
みんな彼女をいじめることはないようで、仲良くなろうとしていたし大きなことが起こることもないと思われていたが・・・
奈良は少し不安であった
「大丈夫、奈良?」
「ん?あぁ、大丈夫だよ^^」
いつのまにか放課後になると補習に行ったりする人などで廊下が盛り上がっていた、茨城はそのまま寮の部屋のほうまで走っていくだけだった
今日は部活も無かったのでそのまま奈良も寮の部屋までゆっくりと京都と一緒に歩いていった。
話題といえば・・・
今日の転校生のこととか吹奏楽部でやる曲とかを話していると奈良は茨城に気がついた、彼女はちょっと部屋に迷っているようだということだと・・・食堂もまさか分からないんじゃないのかと思うと奈良は走っていった。京都が止めようとしても走っていった
「茨城さん、私と同じ部屋だよ?着いてきてっ^^」
「ふぇ・・・あ、はいっ///」
茨城の手をつかむと奈良は走り出した、
奈良の寮室は・・・廊下を曲がって二階へと階段を駆け上がってから食堂の前を通るとトイレの前にある部屋が奈良と茨城の部屋であった。
「・・・つ、着いたよっ^^・・・」
「あ・・・あ・・・ありがとうございますっ^^///」
「どういたしまして〜^^さ、部屋に入ろう!」
彼女たちの二人の生活ははじまったばかり、
そしてパンドラの箱が開き始めたのであった・・・。
続く
一応奈良×茨城というカップリングを作ろうと必死でしたが・・・
何か告白とか恋とか全然無いw
ということで次の話まで続くことになります^^・・・
は無理です。
ではでは〜