BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

#【新八×左之助】(薄桜鬼) ( No.167 )
日時: 2011/10/02 13:09
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: LsxQHR/F)
プロフ: 新左之誰か書いてよお願い誰か布教してねえ誰か新左之を俺に新左之はやれ

「左之ー!左之ー!」
「お前、廊下走るんじゃねえよ新八・・・どうした?」
「左之!今すぐ俺と結婚してくれ!」
「!?」



≪ 無題。 (強いて言うなら新左之はやれ) ≫

「おおおお前頭どうした!? ついに傾いた脳みそが取れたのか!? 家出しちまったか!?」
「おお落ち着け左之! いや、もう何も聞かずに今すぐ結婚してくれ!」
「待てよ、理由を話せって! 何も聞かされずに男・・・つかお前なんかと結婚してたまるか!」
「なんかって何よ!?」






「………で、お前はその見合いの席で、俺の名前を出したと」
「…はい」
「とりあえずそこに正座しろ。そして俺に土下座」
「い、いや、訳を聞いてくれ左之!!」
「まともな言い訳が出てこなかったら、容赦なく殴るからな」
「いやな、流石の俺でも見合いの席で縁談を断る際にな? 相手を無下には出来ないわけよ」
「ああ」
「だけど、やっぱり嫁入り前の千鶴ちゃんの名前を出すにはいかなくてな」
「そうだな」
「で、とっさに“原田さん”って言っちまったわけよ」
「……で?」
「……いや、その……。その“原田さん”と俺、夫婦だって言っちまってよ……
「……」
「……その証拠を見せて欲しいって、さっき迫られてよ・・・。で、あの……」
「……」
「………その…。頼むッ左之!!」
「あ!?」
「俺と結婚してくれ! 頼む、今すぐに!」
「なんでそこに行き着くんだよ、お前の思考は!」
「頼むよ〜左之!! お前、俺が好きでもねえ女のモンになっちまうの、寂しくねえのか!?」
「寂しいわけあるか! 屯所内が静かになって、逆に清々するぐれーだよ!」
「そんな寂しいこと言うなって!」
「お前が寂しいんじゃねえかよ!!」







「——あの…そちらの方が、原田さん……?」
「…はい」
「この人が、俺の伴侶です。だから、俺との縁談は……」
「ッ負けた……!」
「ええええええええええええ!? 負けてませんよ!! 自信持っていいですよ!!」
「永倉さん、原田さんとお幸せにっ………!」

「ちょっと! 違います違います! 全部こいつのせいなんですー!!」




「あの人いい人だったな、左之! 男同士の俺らを応援してくれるなんてよー!」
「とりあえず滅べ、永倉新八」
「ひでえ!!」








■あとがき

誰か俺に新左之をください。
新左之はマイナーなのか…? と言って出し惜しんでるアナタ! 需用ならここに!