BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

#【祐希×悠太】(君僕) ※雲雀リク※ ( No.172 )
日時: 2011/10/22 11:20
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: LsxQHR/F)
プロフ: 公式ファンブックの破壊力

「祐希、千鶴と菅野●穂、どっちが可愛い?」
「菅●美穂。(即答」
「要とだと?」
「菅野美●。(即答」
「春」
「……●野美穂」
「茉咲」
「菅●美穂」
「じゃあオレ」
「悠太」
「ここはオレなんだ……」


≪ 好きの天秤 ≫



「悠太ー悠太ー」
「なに、祐希?」
「もし、オレと要のどっちかとチューするとしたらどっちがいい?」
「……なんでそんな質問思いついたんですか」
「以前のドラマCDのとき、オレ悠太にフラれたじゃん」
「ああ……だからあれは身内との」
「だから、ラブシーンとかじゃなくて。」
「ん?」
「プライベート。芝居じゃなくて、本気でチューするなら……悠太はどっちがいい?」

「……ちなみに、祐希はどうなの?」
「悠太一択。(キリッ」
「あ……そう」
「で、どうなの?」
「んー……。……あ、じゃあ祐希。オレと菅野美●。どっちがいい?」
「……何その質問」
「いや、祐希はどれくらい迷った末に何を選ぶのかと」
「悠太いじわるー」
「祐希だって、似たような質問してきたでしょ」
「あれは男同士だし、比べる相手はオレと要でしょー。選択肢ないようなもんじゃん」
「オレが祐希を選ぶっていう前提で話進めてるでしょ」
「………………」
「やめてください。お兄ちゃんあんまり弟にきつく言えないんだから無言で訴えるのやめてください」
「だって悠太がいじわるだから……オレ可哀想」
「ねえ、実の弟と幼稚園からの幼馴染(男)を同じ天秤にかけられるオレは可哀想じゃないの?」
「悠太だって、オレの大好きな悠太と●野美穂を同じ天秤にかけたじゃん。オレ今すっごい迷ってる」
「お兄ちゃんと女性芸能人で迷うんじゃありません。それこそ普通に一択でしょ」
「いや、もう少し違った……こう……相手が近藤春●くらいなら悠太なんだけど……」
「なんで菅野●穂と近●春菜で同じ天秤にかけちゃったかな。その人女性芸能人じゃなくて女性芸人だし」
「んで、悠太はオレと要、どっちがいいのー」
「えー? もう、しつこいなあ……。じゃあ、ほっぺまでなら祐希」
「やったあ、じゃあ悠太チューしてチュー」
「え、こんなところで?」
「うん。こっち向いて悠太」


「……お前ら、さっきからコタツで何やってんだよ」
「ちょっと要、邪魔しないでよ。悠太はオレを選んだんだから」
「あーっ! まさか要っち、ゆうたんが自分を選ばなくて拗ねてる!?」
「え、え? ゆ、悠太くんっ……!」
「んなわけねえだろ! 客人放っといてなにイチャついてんだよ双子!」
「ねえ、祐希。いつ言おうかずっと悩んでたんだけど、なんで後ろから抱きついてんの」
「寒いから」
「コタツ入ってんじゃねえか! お前のせいで俺ら入れてねえんだよ!」
「か、要くん……」
「要ー嫉妬しないー」
「うるせえな! してねえっつってんだろ!」
「ねえ。ちょっと祐希。」




【 in浅羽家 】