BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 銀魂中心−雑食小説/リク受付【薄桜鬼取扱】 ( No.30 )
日時: 2011/02/04 18:44
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: iGvI5nur)
プロフ: 蒼響提案のネタである。ちづちゃんが変態気味でも許してorz

薄桜鬼性転換。 ※NL・GL注意!

#【千×斎×沖】


ある日の夕飯前。

「あっ、斎藤さん!」

雪村千鶴は、廊下でその日の夕飯を運んでいる斎藤を発見した。

「ん・・・雪村」
「斎藤さん、手伝いましょうか?重いでしょう?」
「重くないっ・・・けど、心遣い感謝する//」
「・・・はい^^」

       *

〜35分後〜

「ふー・・・終わりましたね。皆さんを呼んで・・・」

千鶴が振り返ると、腕をさすっている斎藤がいた。
特に目に見えるような怪我はない。が、千鶴にはそれに心当たりがあった。

「・・・斎藤さん、腕痛いんですか?」

先ほどまで2人一緒に運んでいた、あの新選組隊士全員分の夕飯。
あれが見た目よりも結構重く、最近平和続きで増加の傾向にある新選組全員分はかなりの量があった。

男性である千鶴が少し痛みを感じる程なのだ。
いくら毎日剣を振るい、修行に励む斎藤でも、やはり彼女もまた女性。彼女の細腕にも、恐らく多少の痛みは伴っているはず。

「・・・いや、痛くない。大丈夫。」

斎藤は強がる。
だが、最初の間が全てを物語っている。

「やっぱり、重かったんでしょう?」
「おっ、重くなかったもんっ」
「ほら、語尾がいつもより甘えた感じになってますよ。斎藤さん可愛いですね、もんって」
「繰り返すなっ。ほら、私のことはいいから早く皆を・・・」

「斎藤さん、いつも一人でこんなことしてるんですか?」

「え・・・まあ・・・」

「そうですか。いつもお疲れ様ですっ^^」

「・・・雪村っ・・・あのっ・・・その・・・///」
「?何ですか?斎藤さん」

「手・・・伝ってくれて・・・ぁりがとぅ・・・//」

「最初と最後よく聞こえませんでした。もう一度お願いします」
「もう言わないっ//・・・ありがとう」
「可愛いです、斎藤さん」
「だからっ

「千鶴くん、一ちゃん口説くのやめてもらえる?」
「沖田さん。・・・いやっ、口説いてませんからね!?//」
「一ちゃんのこの貧相な胸は私のものだからねっ?」
「総司っ!//恥ずかしいこと言うなぁっ!////」

          ____こうして、本日の夕飯の時間を迎えるのであった。