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Re: 銀魂中心−版権雑食小説/リク受付【薄桜鬼取扱開始】 ( No.43 )
日時: 2011/02/18 20:12
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: RXugjDaQ)
プロフ: 怒られちゃったんで手直しして再うp

#【新×沖←銀・神】

「——で、お前は俺のところに逃げてきたと。」
「・・・。」

今、万事屋は皆バラバラの状態。
銀さんに神楽ちゃんに僕——と、揃いもそろって子供のようなケンカをしてしまったのだ。

「いいのか?戻んなくて。」
「・・・いいですよ、別に。あの人たちは、僕なんか居なくたって十分生きていけますから。」

というか、今僕がここにいる時点で、仲直りは難しいだろう。
今銀さんか神楽ちゃんがここを通ったら、その時点できっと僕らはおしまいだ。
だって僕らのケンカの原因は____

「・・・ん、なんでィ。ジロジロと。」
「あ、いえ。」

沖田さん__あなたなんだから。


まさか万事屋3人で同じ人・・・しかも真選組のこの人を好きになっていたなんて、最初は信じられなかった。
いや、実は今も信じ切れていない。
だけど納得している自分もいるから厄介なんだ、この感情が。
あの時——つい沖田さんを抱きしめてしまったあの瞬間から、僕と銀さんはあまり会話しなくなった。
そして今日、ついに神楽ちゃんも同じ気持ちと分かってしまったのだ。
それで今までどおりの万事屋なんて・・・僕には耐え切れなかった。
何故僕はこの人を好きになってしまったのだろう。
何故2人も同じ人を好きになってしまったのだろう。


幸い、沖田さんは僕に何も聞こうとはしなかった。
そんな沖田さんだから、惚れてしまったのかもしれない。



「・・・沖田さん」

だから、僕は沖田さんへのこの気持ちを__



「僕、2人と仲直りしてきます」


今は、行為で示そう。

言葉で示してしまったら、きっと僕らの歯車は、



狂ったまま、戻らなくなってしまうから。

「っ・・・//」