BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

#【桃城×海堂】(庭球王子) ( No.93 )
日時: 2011/04/02 16:54
名前: つんさど ◆GAcxLZeYnw (ID: cMNktvkw)


〜登校中〜

「おー手塚、不二!」
「大石。おはよう」
「おはよう、大石。・・・ん、あのもの凄いスピードで歩いてる2人って、もしかして・・・」

「おい、お前何俺と同じ速度で歩いてやがる。もうちょっと遅くてもいいんだぞ?」

「桃城と海堂だな」
「朝から元気だねえ」

「お前が速度を落とせ。もっとゆっくり歩いても100%遅刻しねえ」
「おいおい乾先輩が感染ってるぞ!でもお前が言うと気持ちわりィなァ!」
「んだとォ!?」

「おい桃城、海堂!やめないか!」
「部の規律を乱すのは許さんぞ」
「でも手塚、今部活中じゃないよ」
「不二・・・ふむ、確かにそうだな。よし、今は認める」
「手塚あああああ!;」

とりあえず張り合う。

〜授業中〜

「えー、この問題をー・・・桃城!」
「えー?分かんないっスよー!」
「そうかー、この問題、海堂は解けたんだがなあー」
「46π+6!」
「残念ー。つか今図形じゃねえよ」

遊ばれる。

〜昼飯〜

「おいテメエ。これは俺の焼きそばパンだ、手を離せ」
「うるせえ、テメェコロッケパンもメロンパンも買い占めてんだろうが」
「大体テメエ弁当だろうが。弁当はどうした」
「猫(菊丸先輩)に持ってかれたんだよ。テメエそれで十分だろ、俺に渡せ」
「何言ってんだ、自分で自分の飯の管理も出来ねえテメエがわりィんだろうが!」

「____お、焼きそばパンまだ残ってる。ラッキー。
 おばさん、これ下さい」
「はい、まいど」

「「越前んんんんんんんんんんん!!!」

まさに漁夫の利。

〜部活中〜

「あと30周!」

「ひぃーっ、まだあんのかよ!」
「手塚部長、厳しいなあ・・・」

「まだまだ!俺はあと40周イケるっス!!」
「俺は50周イケます!」
「なんだとぉ!じゃあ俺60周イケます!!」
「俺は70周!!」

「分かった、お前らはあと80周行って来い」
「遅かった方は特製乾汁DX。新作だ」

「「ウス!!!」」

やっぱり張り合う。

〜部活終了後〜

「おい、桃城」
「ん、何だ」
「お前、ダンクスマッシュの威力に更に磨きが掛かってたじゃねーか」
「お前こそ、ブーメランスネイクのキレが良くなってたな」
「特訓したのか」
「お前こそ」

そしてデレる。


そんな、

≪ケンカップルの1日≫