BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 【創作とか版権とか】がらくた集め、【BL】 ( No.13 )
- 日時: 2011/03/25 14:38
- 名前: ぜんく ◆yQu0uV02tI (ID: RiKQWiSC)
【憎悪とソレは、ウラオモテ、ミギヒダリ。/版権/臨也×静雄】
「あは、あははははははは!」
狂ったように笑う、俺。一人で笑う。自分の気持ちに気付いてしまったから。
この溢れる、憎悪とも似る感情に。
この渦巻く、狂気を孕んだカンジョウに。
俺が気付かない程に小さく、大きい感情<モノ>。いつの間にか大きくなっていた。
何故彼なのだろうか?知らない。俺のナカの本能が決めたことだから。
でも、俺は彼に嫌われてる。これ以上ないという程に。
本当に嫌いなら無視をするだろう。でも。彼はそれを超えた。
俺も、それを超える程に彼を嫌っているのだと思っていた。
その感情に最も遠く、最も近い感情。
「——————アレって、」
遠くに彼を見つけた。はは、俺ってばすっごい。あんな遠くにいる彼を見つけられたよ!
「シーズーちゃん」
俺の声に振り向くシズちゃん。その瞬間、
「・・・っ!?」
シズちゃんの唇に人差し指をのっける。うは、何その顔かわいー。
「やわらかーい」
ニッコリと笑顔で、感想を言ってみる。笑顔だけど。俺の頭の中は暴走中。
えええ、なんでこんなにやわらかいの?かわいすぎるでしょ。ちょっとシズちゃん可愛いよ、ねえ。やばいよ鼻血でるんだけどねえそのくちびるを———「ッざけんなてめえええええ!」
「きもちわるいっ・・・なんなんだよテメエブッ殺すぞ!」
・・・うん?今日は自動販売機とか標識とか投げないの?
ってアレ、なんか顔あかくない?え、もしかして脈有り?
「やーだーかーわーいーいー」
そう言いながら抱き付いた。
「・・・・・・・・・、ッ」
首筋に顔を埋めてみる。なにこれ安心する。
「・・・て、てめえっ・・・」
「ねえシズちゃん、俺ね、シズちゃんのこと、」
クスリと笑いながら。
好きだと言って、また明日!
(この感情は、) (君が好きだという証)
【Fin.】
私はシズイザよりイザシズ。
だってシズちゃんってツンデレな感じがするじゃないですか!
ツンデレ受けですねわかります。
今日は修了式でした。腹痛い。
あーチャンと遊ぶ為に昼ご飯食べてきます。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!