BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 【どうやら小説大会が】がらくた集め、【始まったようで】 ( No.163 )
日時: 2011/07/26 20:58
名前: ぜんく ◆yQu0uV02tI (ID: RiKQWiSC)
プロフ: 友人「これから自重するわ。自重することを」


 猫被り王道編入生に俺様会長が嵌められるお話。
 俺様会長が精神的苦痛を受けた上に明日はもう来ないお話。
 会長を好き過ぎて裏切った、会長が最も信頼していた親衛隊三人の後悔。
 シリアス注意。

会長 龍夜/リュウヤ
隊長 高橋/タカハシ
隊員1 西園寺/サイオンジ
隊員2 佐倉/サクラ

【最期のなみだ/創作/BL/王道+親衛隊委員三人×俺様会長】







 リコールされた。
 それで、性悪編入生が会長になった。
 俺がリコールされた話は、どうやら俺の家にまで伝わったらしい。
 つい昨日起きたことなのに。俺終わった。多分俺に、









                            _明日は来ないだろう。


















「・・・ああ、お前らも愛想尽きたの?」

 俺が親衛隊の中で最も信頼してた三人。俺の部屋の玄関で、三人は無言で立っていた。

「・・・・・・帰れば?何も残っちゃいない無能にお前らは用なんかッ・・・?」

 親衛隊隊長の高橋が、俺の腕を掴み、リビングにある大きいソファに押し倒した。









                            _どうせ俺に価値なんてないんだ。











「・・・はは、どいつもこいつも、」

 俺が大ッ嫌いなんだな。

 そう言えば、三人は悲しそうな顔をした。そんな顔したいのは俺だっつの。

「・・・・・・ああ、そうだ。俺、明日から学校来ねえから。・・・違えか、来れないから」

 そう言えば、三人は目を見開いた。どうせ知ってんだろ、俺の家のルール。秩序。絶対。それでいて中心。









                            _能無しなど我らが誇り高き血に要らぬ。











「来たか、"能無し"」
「・・・ハハ、言われると案外傷付きますねえ、お祖父様」

 困ったように肩を竦め、笑う。お祖父様が顔を顰めた。
 今まであんなに優しくしてくれたのに。どうせ、自分が一番可愛いのだ。
 他人が大事なんて言う綺麗事がダイスキな人間はお生憎様、俺の家には居ないんだ。

「・・・"紅部屋"でお前の義父が待っている、行け」

 その言葉に頷きも返事もしないまま、"紅部屋"へと向かう。









                            _長い螺旋階段のその下<先>に。









「会いたかったよ、龍夜」
「俺は会いたくなかったけどな」

 俺のお義父サマがそう言って出迎えた。・・・コイツとだけは、一生会いたくなかった。

「ははっ、そんなこと言わないでよ、」









                            _これから毎日会って可愛がられるんだから!








          結局、其処には絶望しか無くて。




 (それは愛故の行為なのか、) (それとも嫌悪故の行為なのか、)

     【Fin.】

 俺様が受けなら攻めはなんでもいいぜ!なぜんくです。

 俺様受けがないと生きていけません。とりあえず俺様大好きです。
 参照の友人がいつだったか俺様受けを脳内で作ったものを読み上げてくれました。結論→萌えたぎりました。
 俺様が受けなら攻めはなんでもいいです。
 俺様が受けなら攻めはなんでもいいです。大事なことなので二回言いました。





 ここまで読んでくださって、ありがとうございました!