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【ねえ、/創作/浮気性俺様会長×チャラ男会計】




　貴方は愛してる、って言ったのに。
　ねえ、やっぱり貴方は俺を愛してくれていないの？
　今日もまた、俺に見せつける。他の奴と、俺にはしてくれないことをする。
　他の奴なんか見ないで、って。言えたらいいのに。
　なのに俺は、嫌われるのが怖い。だから、言えない。
　それを見て楽しんでいるの？俺はただの暇つぶし？
　ねえ、俺は貴方を愛してるよ？世界でいちばん、誰よりも。

「・・・ねえ、かいちょー」

　作り笑いを浮かべて、会長と呼んでみる。
　そしたら彼は、驚いた顔をした。初めてそんな顔見た。
　いつもは名前だけど、今は他人みたいに接してみよう。

「————ねえ、俺らもう、別れよー・・・？」

　そう言ったら。目を見開いて、正気か、なんて訊いてくる。
　正気に決まってるじゃん。俺ら、もう駄目でしょ？
　貴方は俺を愛してないんでしょう？
　だから、他の人には俺にやらないことをする。・・・俺にはそんな価値もないの？

「俺、かいちょーのこと・・・愛してたよ？」

　かいちょーは俺のことなんか愛してなかったんだろうけど。
　そう言えば、違う、だなんて叫ぶ声がした。
　何が違うの？俺を愛してないんでしょ？
　だったら俺はもう諦めるしかないじゃない。
　俺は、貴方の親衛隊のコ達みたいに可愛くないし。
　かいちょーだって、付き合うなら可愛い方がいいでしょう？

「・・・こんな思いするぐらいなら、別れるよ」

　正直。俺は貴方の傍に居れるだけで良かった。幸せだって。
　なのに。俺はどんどん欲しくなる。もっと、もっと、って。
　だから。



　　　　　　　　　　何もくれない貴方に、用は無い。


　(そう言って、) (自分の気持ちを誤魔化した。)

　　　　　【Fin.】

　一発目がこれかよ←

　あれです、チャラ男君は今でも会長のことが大好きです。
　会長だってチャラ男君のことが大好きです。
　ただ、会長はチャラ男君の泣き顔が見たかっただけ。
　嫉妬して欲しいだけ。それが空回りしてこういうことになった。
　一途なチャラ男君。萌えませんか＾ｑ＾

　ちなみに。チャラ男君は頭が良いです。かなり。
　喋り方が緩いだけです。アクセサリー好きなだけです。


ここまで読んでくださって、ありがとうございました。


追記

　ちょっとだけ修正。中身はまったく変わってませんので。