BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 【ブログ】がらくた集め、【始めました!】 ( No.259 )
日時: 2012/08/05 15:10
名前: ぜんく ◆yQu0uV02tI (ID: RiKQWiSC)


 素海龍さんすみません・・・!
 パソコンの故障で一か月近くも遅れてしまいました・・・!
 七月十一日、お誕生日おめでとうございます、ました!


【皆が僕を嫌うから、/版権/BL/黒ツナヒバ】







「———ねえ、雲雀さん」

 微笑むと、雲雀さんはきっと俺を睨んだ。
 そんなカワイイ顔で睨まれたって、なんにも怖くないよ。

「雲雀さんの為なら下になっても良いかなって思ったんだけどさ」

 手足を拘束され(と言っても、したのはオレだけど)動けない雲雀さんの頬の右手添える。

「やっぱりオレは好きな人は壊したくなるんだ」

 歪んだ愛。誰も受け入れてはくれなかった。
 雲雀さんならきっと、受け入れてくれる。
 今まで無理やり壊してきたくせに、そんな淡い期待を捨てきれなかった。








「すき、すきだよ雲雀さん」
「・・・つな、よし・・・」

 掠れた声で名前を呼ばれる。ああ、可哀そうな雲雀さん。
 それすらも愛おしく感じてしまい、雲雀さんを抱きしめる。
 ごめんね、辛い思いをさせて。
 ごめんね、悲しい思いをさせて。
 でもねこれが、

「オレの愛、受け止めて?」

 歪んだオレの愛情表現だから。






 ああ、どうしてこんなことになったんだろう。
 僕たちは、どこで間違えたんだろう。
 僕を抱きしめて狂ったように僕の名前を呼ぶ綱吉を見てそう考える。


 ———雲雀さんっ!


 僕を子犬みたいに追いかける綱吉が可愛かった。
 最初は鬱陶しいと感じていた筈なのに、気付けば好きになっていた。
 だから、僕のものにしてしまいたいと。愛してあげたいと。
 でも、僕が好きになった綱吉は、"綱吉"じゃなかった。
 だから僕は、本当の"綱吉"が。

「きら、い・・・」

 誰か、助けてはくれないだろうか。









「きら、い・・・」

 オレの好きな人が、オレの好きな声で、オレの大嫌いな言葉を吐いた。

「・・・雲雀、さん・・・?」

 嘘、でしょ。

「きらい、きらい嫌いキラいきらいきらい、」

 オレの好きな瞳は光を失い、虚ろになっていた。

「嫌い、」

 オレの好きな声は掠れていた。

「世界で一番、———だいきらい」








          誰か嘘だと言ってくれ。





 (もう戻れないのなら、) (いっそのこと、心中でも。)

     【Fin.】

 ひいいいいい!重苦しい内容になってすみません・・・!

 黒いツナ、というより病んでるツナになってしまいました・・・!
 ツナヒバというより、黒ツナ→→→雲雀→純粋ツナ という感じに・・・。
 誕生日に一か月近く遅れた上にリクエストにそれてない、そして低クオという最悪な結果にorz
 本当に申し訳ないです・・・!すみません!






 お誕生日、おめでとうございました!