BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 【蒼×希奴先生】がらくた集め、【うpしました!】 ( No.274 )
- 日時: 2012/10/23 18:11
- 名前: ぜんく ◆yQu0uV02tI (ID: RiKQWiSC)
黒赤っぽい赤黒どこかに落ちてませんかね?
男前(というより変態)な黒子受けが欲しいです。
ザ☆調教みたいな赤黒でも凄い純粋な赤黒赤でもいいので誰か恵んで下さいませんか。
あっでも私が今一番欲しいのはむっくん受けです。
氷紫とか赤紫とか青紫とか黄紫とか黒紫とか福紫とか水紫とか木紫とか桃♂紫とか総受けが欲しいです・・・。
花宮受けも良いですね!木花とか古花とか原花とか今花とか赤花とか黒花とか火花とか!
伊月先輩受けもおいしいですね最近目覚めました。
ちょっと暗いです。私にシリアスは向いていないということを再確認しました。
タイトルひyだなあと思った人この小説のどちらかのカップリングが好きですという人は結婚しませんか。
【してされて、またしてされる/版権/BL/黒子のバスケ/赤紫/木花】
<赤紫/ちょっとだけ病んでる>
ぱり、ぱり。
放課後の教室、紫原がお菓子を食べる音がやけに大きく聞こえた。
それはいつものことなので、特に気にすることなく読書を続ける。
「・・・赤ちん」
紫原が、俺の名前を呼んだ。お菓子を食べる音が止む。
机越しに突っ伏した紫原を見る。
「なんだい」
お菓子が無くなった、と言われるだろうなんて予想は外れた。
紫原が突っ伏している机にはまだお菓子が残っていて。
今日は特にいつもとなんら変わりの無い日だったし、紫原が何を話すのだろうかと喋り出すのを待つ。
紫原はんー、と少し悩んで口を開いた。
「・・・なんで俺って、赤ちんから離れられないんだろう」
・・・え。
唐突のことで少し、というよりだいぶ驚いた。
紫原は意外と難しいことも考えているんだとか、その他もろもろ色んな考えが頭を巡る。
返答に困ったので、少し考えてみる。
「どうして紫原が俺から離れられないのか、ねえ・・・」
紫原は机に突っ伏している体勢を止め、椅子に凭れ掛かる体勢になった。
その時、ふと視線が紫原の首にいった。その首には、俺の髪と同じ色をした首輪があった。
・・・ああ、そうか。
その首輪が表すのは俺で、そしてその首輪で縛りつけているのは紫原で。
「・・・それはきっと、」
俺が紫原を縛りつけて、逃がさないようにして、離れられないようにして。
「俺が離れて欲しくないから、かな」
俺から紫原が離れられないようにまた、
「それ以上の理由がいるかい?—————敦」
俺も紫原から離れられないのだ。
(呪いのような) (恋をして)
<木→←←花/花宮が病んでるかも>
「・・・・・・き、よし」
穢い俺が名前を呼んだって、綺麗なアイツは振り向いてくれないのだろう。
きっと、視線すら寄越さないのだろう。
ああ、どうして。どこで俺はこうなってしまったんだ。
「なあ、木吉—————」
—————見て、俺を。
俺をもっともっともっともっともっともっともっともっと、嫌いになれば良い。
そして、見て。
別に良い。木吉が俺を見てくれるというのなら、嫌悪感で包まれた瞳で見られても。
そう、良いんだ。・・・そんな瞳で見られても良いって覚悟をしていたのに、お前は。
「またやろーな」
なんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!
なんで笑うんだ。なんでそんな瞳で俺を見るんだ。嫌悪感のない、綺麗な瞳で、俺を。
俺のことが嫌いなのか好きなのかわからない瞳で見るな、見るな。
綺麗な瞳に、穢い俺が映る。
「あ"、あ・・・ぁあああぁああ"あああッ!」
誰も居ない、体育館。あの瞳を思い出して、自分がとてつもなく穢いものに思えてきた。
一人、体育館にうずくまり頭を掻き毟る。
「あ、っ・・・木吉、木吉、きよし・・・っ」
助けて。助けて、助けて助けて助けて。
助けてくれるわけないのに、俺は何度もアイツの名前を呼ぶ。
見て。見て見て見て見て見て見て見て見て。
いやだ。嫌いになんてならないで。好きになって、俺を。
ねえ、ねえ。
「すき、すき・・・・・・きよし、みて、たすけて・・・す、き」
頭を掻き毟っていた右腕を伸ばす。
伸ばしたところは、体育館の入り口だった。
真っ暗な空が見えた。そして更に、
「・・・・・・俺も好き、だ」
笑ってる木吉が居た。
(君が伸ばすから、) (俺も右腕を伸ばす)
依存して、されて。
またしてされる。
【Fin.】
長いですね!
黒バスはみんな可愛いですね。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
追記
うわあああごめんなさい!版権を創作と書いてました・・・。
またミス発見^p^誤字修正しました。