BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 【創作とか版権とか】がらくた集め、【BLとかGL】 ( No.28 )
- 日時: 2011/04/13 20:31
- 名前: ぜんく ◆yQu0uV02tI (ID: RiKQWiSC)
私なりの解釈です。
自分の解釈を潰したくない方はスクロール非推奨。
【Alice/初音ミクオリジナル曲/解釈】
遠い、遠い、笑えない話。
(遠く、遠く、笑える話。)
いつか、ぼくが 居なくなったなら
(例え、ぼくが居なくなっても)
深い、深い 森に落ちた
(深い、深い、闇に落ちた)
きみは一人で行くんだぜ。
(きみは一人になったんだ。)
繋いだ手には 柔らかな体温
(繋いだ手から 懐かしい体温)
握った指がゆるり、ほどけたら。
(握った指が、音も無く落ちて。)
枯れた音色の鐘が鳴る。
(錆びて壊れかけた鐘が鳴る。)
きみは一人で行くんだぜ。
(きみはぼくを置いて行って。)
そのまま二人 歩んで一人
(それから一人 歩んで散って)
嘘付く声も もう 絶え絶えに
(嘘付いても もう 届かない)
うつむき二人 影が一つ
(うつむくふたり だけどひとり)
僕も独りで行くんだぜ?
(僕は独りで泣いて行くんだ?)
きみは淡い恋に落ちた。
(儚い恋をするぐらいなら。)
高い高い崖に咲く花。
(君の隣の丘に咲くぼく。)
「届かないなぁ。」わかってるくせに。
(「僕なら届く。」言えないくせに。)
今度は一人で行くんだぜ。
(また、は無いからぼくはお別れ。)
遠い、遠い、笑えない話。
(遠い、遠い、知らない話。)
いつか、ぼくが居なくなったなら
(例え、ぼくが居なくなっても)
深い、深い 森に落ちた。
(深い、深い 闇に落ちた。)
きみは一人で行くんだぜ。
(きみは二度と二人にはなれない。)
それから一人 歩いて独り
(それから独り 歩いて無音)
嘘付く事も もう 疲れた。
(嘘付きピエロ もう 疲れた。)
うつむき独り 黄金の部屋
(うつむくひとり 昔の黄金)
きみとふたりでいたんだぜ。
(きみは誰かと笑っているの。)
僕は深い森に落ちた。
(僕は深い穴に落ちた。)
黒く煤けて 汚れた果実。
(黒く煤けて 汚れた嫉妬。)
それで終わり それだけの話
(それで終わる それでもお話)
きみは、ひとりでゆくんだぜ。
(二度は、無いから早く行ってよ。)
(君は、ひとりで) (行くんだぜ。)
【Fin.】
ここで終わる、物語<ぼく>。
恋に落ちたきみの傍。
ぼくはそれを見れなくて。
そこでぼくは終わりを告げる。
「さようなら。」
と、終わりを告げた初恋。
また貴方と逢えますように。
貴方に捧げる恋の詩<ウタ>。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
追記
少しだけ修正しました。
内容に支障はありませんので。