BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 【黄「紫っちください!」】がらくた集め、【氷赤黒「阻止」】 ( No.287 )
日時: 2012/09/22 16:02
名前: ぜんく ◆yQu0uV02tI (ID: RiKQWiSC)

 お久し振りです。

 今更ですが九月九日は紫紫の日でしたね!むっくんが二人とか私得・・・。
 その間に飛び込んで両側から押し潰されたい・・・ああでもヒネリつぶされたい・・・。

 そういえば氷紫うpしてないなーと思ってばばっと書きました。
 私の携帯の未送信ボックスがむっくん受け小説で大変なことになっていることを、みなさんは知らない・・・。

 短い氷紫詰め。"*"が話が変わったというしるし。

【あまいだけじゃない、/版権/BL/黒バス/氷紫/最後だけ氷紫←赤】









 俺、おかしいのかなあ。

「アツシ」

 室ちんに名前を呼ばれる度、胸がぎゅうっとしめつけられる。
 どうしてだろう。すっごく苦しいの。俺、病気なのかな。
 あと、室ちんが女の子と話してるのを見ると胸がぎゅぎゅっと押し潰されてるみたいに痛い。
 どうしてだろう。名前を呼ばれた時とは違う、痛み。
 いたい、くるしい、それなのに、

「アツシ」

 幸せだと感じるのは何故だろう。指先から熱くなっていく。
 ・・・それなのに、

「———好きだよ」

 心臓は冷めていくんだ。







  *







 室ちんは、綺麗でかっこいい。
 だから、女の子にモテる。よく女の子に告白されているのを見かける。
 その度に体の奥からぞわぞわと知らない感情が這い上がってくる。こんな感情なんて知らなくて、怖かった。
 だけど、何故かこの感情が醜いということはわかっていた。
 どうしてなんだろう。こんな感情知らないのに、知ってる。
 ずっと考えててもわかんなくて、赤ちんに相談してみた。

「敦、それはね、__って言うんだよ」

 赤ちんはそう言った。
 最初は意味わかんなくて、俺と室ちんはそういう関係じゃないよって言った。
 そしたら赤ちんはふふっと笑って、

「__する理由は、敦が見つけるといい」

 そう言った赤ちんは答えだけ教えて、その理由は教えてくれなかった。
 胸の辺りが、もやもやする。


 ふと、クラスメートの女子の声が聞こえた。

「あああっ!もー・・・なんでこんなに好きなのに、伝わんないのかな・・・しかも、あの子の隣で笑っちゃってるし・・・」

 あれ、なんか、俺と、似てる。

「嫉妬、しちゃうなぁ」
「—————あ」

 おれ、むろちんにこいしてるのかな。







  *








 敦は、変わってしまった。

「今日ね、室ちんがね、・・・」
「室ちんが、・・・」
「俺今、楽しいんだ」

 毎晩欠かさずしている、敦との電話。
 今までは、バスケでの愚痴や新発売のお菓子の話し、他のキセキの話しとかだったのに。
 最近、敦は"氷室 辰也"という男の話しをよくする。
 今までは"バスケが嫌い"、"楽しくない"ということばかりで。
 それなのに。
 アイツが来てから、敦は変わってしまった。

「———あつし、」

 そうして赤は、塗り潰された。





     【Fin.】

 久しぶりのうpですね^p^

 むっくん受けが少なすぎると思いませんか?
 思いますよね?
 というわけでみなさん書きましょう!
 むっくん受けを!
 ねっ!





 ここまで読んでくださり、ありがとうございました!