BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 【参照3000超え】がらくた集め、【ありがとうございます!】 ( No.299 )
日時: 2013/01/19 11:19
名前: ぜんく ◆yQu0uV02tI (ID: RiKQWiSC)


 遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!
 昨年はたくさんの方にお世話になりました。
 いつもありがとうございます!
 今年も何卒、よろしくお願い致します。

 そして、今年の抱負は「昨年よりもたくさん小説を書く!」です(笑)
 相変わらずの不安定更新になると思いますが、これからも"がらくた集め、"をよろしくお願いします!


 今年一発目は甘め(当社比)な高緑です。

【幸せな星/版権/BL/黒バス/高緑】





「真ちゃん」

 幸せそうに笑っているお前は、きらきらとしていて。
 まるで、星のようだ。
 太陽なんて情熱的なものでも無く。
 月なんて神秘的なものでも無く。
 そう、星のようだ。
 きらきらしていて。
 明るくて。
 どこか近くに感じられて。

「お前は、星みたいだな」

 そう言った俺は、どんな表情をしていただろう。







 俺って、なんて幸せ者なんだろうな。
 喜怒哀楽、全てを一緒に経験して来た仲間たちが居て。
 愛おしくて堪らない恋人が隣に居て。
 ねえ、真ちゃん。

「真ちゃん」

 俺、幸せだよ。
 そんな意味を込めて、名前を呼んだ。
 真ちゃんは星みたいだね。
 太陽みたいに常に強い光を発するわけでも無く。
 月みたいに照らされているわけでも無く。
 そう、星みたい。
 時々、輝きが増したり。
 時々、輝きが弱まったり。
 それでも、自分を忘れない強さがあって。

「お前は、星みたいだな」

 ふと、真ちゃんがそう言った。
 驚いて、歩く足を止めてしまった。
 え、え、え。
 真ちゃんは俺が立ち止まったことに気付き、数歩先で立ち止まった。
 振り返った真ちゃんの表情。

 幸せそうに、笑ってた。

 ああ、ほら。
 やっぱり。

「真ちゃんも、星みたいだね」

 薄暗い帰り道。
 そんななか、真ちゃんだけはきらきらと輝いているように見えて。
 幸せを噛み締めるように笑って、一歩を踏み出した。

「真ちゃん」

 名前を呼んだだけで、幸せに包まれたように感じてしまう。
 でもまだまだ、幸せが足りない。
 もっと真ちゃんと、笑いたいな。
 もっと真ちゃんのこと、知りたいな。
 もっと真ちゃんの隣に居たいな。
 もっと、もっと、もっと。

「真ちゃん」

 呼ぶ回数が増える度に、幸せが大きくなっていく。
 何度呼んだって飽きないね、うん。

「真ちゃん」

 照れているのか振り向かない真ちゃん。やっぱり、後姿もきらきらしている。

「俺って、ちょー幸せ者だね!」

 ねえ、真ちゃん。
 これが恋のパワーってヤツですか?
 どんな君も、きらきらして見えるよ。






           そんな君が、大好きです!




 (微笑むキャンサー) (笑うスコーピオ)
     (そして訪れる幸せ)

     【Fin.】

 甘いの苦手ですが頑張りました!

 2013年一発目ということで甘めにしてみました。
 これって甘いですかね・・・?
 甘いかどうか心配です。
 うう・・・!






 ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

 そして、これからもよろしくお願いいたします!