BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 【テスト終わって】がらくた集め、【更新再開!】 ( No.308 )
- 日時: 2013/04/27 23:56
- 名前: ぜんく ◆yQu0uV02tI (ID: RiKQWiSC)
美猿のような、セプ伏(気持ちだけ)のような。
※ちゅうい!猿比古くんが女体化してます!
【気付いた時にはもう既に君は、/版権/BL?/美猿♀、セプ伏♀】
君が見ていた私は、何色だったのかな。
君がだあいすきな赤色?
君が見ている私は、何色なのかな。
君がだあいきらいな青色?
私はいったい、何色なのでしょう。
「みさきい」
あなたの瞳に映るのは、青色を身にまとった私。それを塗り潰すようにめらめらと燃える憎悪と嫌悪の赤い炎。紫色にはなれない。
伏見、緊急抜刀——なんて言いながらサーベルを抜き、美咲を斬りつける。どうせスケボーの車輪で受け止めるのだろうから、容赦なく斬りつけた。ぶわあ、と赤い炎が私と美咲を包んだ。普通なら熱いのだろうけれど、裏切ったとはいえ周防尊から能力を授かっているためほとんどダメージはない。ああ、なんだかムカついてきた。サーベルに青い炎を灯らせると、美咲はいっそう顔を歪ませて攻撃をしかけてきた。それを軽く交わす。
暫く戦闘していたら、秋山と弁財がはっとしたように止めに入ってきた。邪魔すんじゃねえよクソが。と、舌打ちと共に悪態を吐くと苦笑いをされた。ムカつく。もう一度舌打ちをして、サーベルを鞘に収めた。日高が伏見さん良い子ー!とからかってきたのでうるせえと呟いて脛を蹴った。
そういや美咲はどうしてんだ、と思って美咲に視線を寄越すと、赤い炎はいつの間にか収まっていた。目を細めて表情を伺うと、困惑した表情でこちらを見ていた。え、なに。どうしたんだ。
色々と気になったが、弁財に副長が早く戻れと言ってます、と言われたので仕方なく戻ることにした。なんとなくムカついたから日高を蹴っておいた。
最悪なことに、街中で猿と出会ってしまった。みさきい、と名前を呼ばれて、戦闘に突入して、なんやかんやで青服の奴らに止められてそこで戦闘は終わった。正直、困惑した。てっきり俺は、吠舞羅に居た時のように、周りに馴染めていないものだと思っていたからだ。親しいのか、青服の奴を蹴り飛ばしていた。どうして。
裏切っただけで、猿の本質は変わっていないのだと思っていた。だけど実際は違ったのだ。猿は、変わっていた。
猿は何色にも染まれないのだと、染まらないのだと俺は勘違いをしていたけれど。猿は青色に染まっていたのだ。染まってしまっていたのだ。よくわからない感情がくらくらと渦巻く。
「・・・クソ・・・」
猿はいつの間にか、居なくなっていた。
僕が見ていた君は、何色だったのかな。
僕の誇りである赤色?
僕が見ている君は、何色なのかな。
僕にとっては忌々しい青色?
君はいったい、何色なのでしょう。
気付いた時にはもう既に君は、
(先に裏切ったのは誰、) (先に変わったのは誰、)
(そう呟いたのは何色だったのか。)
【Fin.】
最終的に何が書きたかったのか・・・orz
最初に決めてた話が気付いたら何処かへ行ってしまっていました。
女体化した意味もないっていうね!なんなんだ!
次からはリクエストの小説を中心に更新して行きたいと思ってます(予定)。
だって・・・半年以上も待たせてしまっているんですもの・・・!
もう卒業なさっている方もきっといると思いますすいません全力で植物の肥料になってきます。
リクエスト難しい・・・ォオ・・・ァアアァァア・・・(言い訳)
頑張りたいと思いますはい。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!