BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 【創作とか版権とか】がらくた集め、【BLとかGL】 ( No.37 )
- 日時: 2011/04/23 10:53
- 名前: ぜんく ◆yQu0uV02tI (ID: RiKQWiSC)
私にだって厨二病だった頃ぐらいある。
【カミサマ/創作/GL/病み系】
「あは、あはははは!」
私は笑う。ああ、どうして貴女は私の前から消えたの。
ねえ、どうして貴女は私の傍から居なくなったの。愛してたのに。
「愛してる」
そう言って、私に笑い掛けてくれる貴女はもう居ない。
今更私は後悔する。ねえ、私はどうすればいいの。
貴女が居ない世界に私は要らないのに。私が生きる意味がないのに。
「あ、あ゛あああああア゛ああああアああッ!」
痛い。頭が痛いよ。貴女が消えたから。私はおかしくなってしまった。
助けて。嫌だいやだいやだいやだ嫌だイヤだいやダ、イヤダいやだいやだイやだあああああああああ!
貴女が居ない世界なんて。なんてこの世界は醜いの!
今更私は気付く。貴女が、どれだけ私の中の狂気を止めてくれていたのか。
貴女が、どれだけ私に必要な人だったのか。
「・・・あの子、可笑しいわ。病院に連れて行きましょうよ・・・」
「・・・そうだな、×××××家に泥を塗るわけにはいかない」
ああ、そうか。私はもう要らないのか。私はその程度なのか。
両親の話を聞いた途端、私の何かが消えた。
「あの子は可笑しくなんてなかったのよ。多分、友達と喧嘩でもしていたんじゃない?」
「ああ、そうかもな。あの子が可笑しいわけない」
その両親の言葉に、私は心底安心した。それで、心底嫌悪した。
こんなに馬鹿な両親にも、こんなに醜い私にも。
「・・・貴女は可笑しくなんてないのにね・・・」
どうして私はあの子の前から消えなければいけなかったのだろう。
私はあの子の傍から離れたくなかったのに。愛しているのに。
ねえ、大好きよ。愛してるわ。例え貴女が可笑しかったとしても。
ある日、私は気付く。私は神だということに。
「———そう、私は神なの!はは、あはははは!誰にも私には逆らえない!」
これで、貴女も帰って来てくれるよね?
(貴女に捧ぐ、) (私の想い。)
【Fin.】
カミサマへ。
私にだって厨二病だった頃はあるんです。
いやまだ中二にもなってないけど。
なんつーか・・・ねえ?←
とりあえずこの小説は15分で書きあげました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!