BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 【創作とか版権とか】がらくた集め、【BL】 ( No.5 )
日時: 2011/03/16 20:12
名前: ぜんく ◆yQu0uV02tI (ID: RiKQWiSC)

【我の世界=君。/版権/高杉×夜兎族設定オリキャラ】



「晋助、ねえ、晋助・・・しんすけ、しんすけ・・・」

 狂ったみたいに、何度も晋助の名前を連呼する。
 晋助はなんだ、とだけ返してくれた。そっけないけど、それでも晋助が好き。大好き。
 我の世界は晋助。晋助しか居ない。

「我、が居なくなったらどうする・・・?」

 ・・・でも、晋助の世界は沢山の人が居る。晋助の世界は、我じゃない。
 嗚呼、我は晋助の何?飼い犬?ただの暇潰し?付き合ってもいない。
 ふと思ったから、訊いてみる。

「・・・朱雀が居なくなったらァ?そりゃおめェ、」

         狂っちまうに決まってるだろうがよォ?

「・・・え、」

 今、晋助なんて言った?狂う?なんで?我が居なくなったら、狂っちゃう?
 悶々と考えていると、突然晋助に抱き締められる。

「朱雀も俺が居なくなったら狂っちまうだろ?」

 黙って頷く。自意識過剰、だなんて言わない。その通りだから。

「それと同じだ」

 嗚呼、どうしよう。涙が出てきた。晋助、晋助、しんすけ。

「だいすき、」

 抱き返して、そう言う。どうしよう。晋助、我重症みたいだよ。
 晋助大好き。ずっと抱き締める。そしたら、晋助は我の耳元で囁いた。

「俺は愛してる」

 嗚呼、晋助。我はその言葉、思いつかなかった。幸せすぎて。

「・・・嗚呼、どうしよう」




          今までの中で一番幸せ!



 (我の世界は君で、) (君の世界が我の全て)

     【Fin.】

 短いとか言わないで下さいよ!←

 二次元小説の方で出したオリキャラ。
 鬼道 朱雀/オニミチ スザク
 高杉大好きさんです。しかも最強。
 高杉さんに拾われた夜兎族のコ。夜兎族設定が活かせなかった・・・!




 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。