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僕、梅乃朱鳥。
さっきまで、孔さんといちゃいちゃして…。
いや、まぁ、孔さんに協力してって言われちゃって。
あんな可愛らしくお願いされちゃったら、断れる奴なんていないよねー//

「あのぉ…。優人さん、いますか？」

「なぁ〜にぃ？僕、今眠いんだけどぉ…」

ドアをコンコンってノックしたら、優人さんが出て来てくれた。
とても眠そうだけど、流石孔さんの親戚と言うだけあって、可愛い。

「僕、僕は…。その、優人さん…//」

「えーぇ？」

そう、僕が孔さんに頼まれたのは、優人さんの誘惑。

『優人ーーー俺の親戚を、朱鳥に誑かして貰いたいんだ』
『なーなんでっ！？僕は、孔さんの事が好きなのに……』
『朱鳥にしか頼めないんだ。協力してくれる？…チュ…』
『んぅ…。ふ、ぁ//孔さん…。ちろんだよ、大好き！』

と言う事で、僕は優人さんを誑かす事になった。

「君は、確か……」

「僕は、優人さんの事が大好きなんですっ！！」

「そぉーなの？」

「うん…//だから、付き合ってほしいな、って//」

僕は前に、こいつが孔さんにキスしている所を見てしまった。
ーーーーーーーーー正直、殺してやりたいと思ってる。
でも、孔さんに頼まれた事を、ちゃんとやらなきゃね♪


〜小悪魔同士の化かし合い、開幕〜