BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: ここ、本当に少年院何ですか!?アンケート実施中! ( No.22 )
日時: 2012/02/25 15:26
名前: 黒猫ミシェル (ID: sFi8OMZI)

すいません。
今回はちょっと、少ないです(・_・;

「何をしているのかな?……二人とも」

「!?」

ドアを開けてたっていたのは、とても優しそうな顔立ちの男の人。
結構年上っぽいかも……5・6歳ぐらいか?

「あ!」

そいつが何を見ているかに気づいて、俺は急いではだけた服を
書き合わせた。

「な、何でもねーよ!何で入って来たんだ?」

命の恩人?に対して、悪い事を言ってしまったが、
恥ずかしいのだから仕方が無い。

「あぁ、穂波さん……ですよね?」

「うん、そうだよ」

朱鳥もう知っているのか、顔を軽く下げて挨拶していた。
俺が分からずに首を傾げていると、朱鳥がコソッと教えてくれた。

「あの人は穂波さんと言って、ここでは一番年上なんだよ」

「へー、何歳なんだ?」

「確か……20歳くらいじゃなかったかな?」

「ふーん」

まだよく分からないけど、一応頷いておいた。
理解力が少ないって思われるの、ヤダし。

「すいません、穂波さん。僕達今良い所なんです。邪魔しないで下さい」

「ん〜でもね?早く行かないと、棒で叩かれちゃうよ?」

「え!?何でだ、何で棒に叩かれるんだよ?」

俺が真っ青になっていうと、穂波さんが教えてくれた。
あくまで優しい穏やかな口調だけど、内容は、俺にとっては怖かった。

「もうすぐご飯の時間でしょ?それに遅れるとね、郷田先生がお仕置き
で、棒で叩くんだよ。いろんな所をね。ご飯も抜きになっちゃうよ?」

「悪りぃ朱鳥!俺、もう行くから!じゃなっ」

「あ!功さん!!」

慌てる朱鳥を尻目に、俺は急いでご飯場所に向かった。
後に残ったのは、仏頂面の朱鳥とニコニコ顔の穂波。

「何で、邪魔するのさ?」

「フフフ」

答えずに笑う穂波。
朱鳥は良い所を邪魔され、功に置いて行かれ……。
とても苛立っていた。

「あんたは良いの?早く行かなくて」

「そうだね、じゃあね。朱鳥君」

穂波は最後までニコニコ笑ながら去って行った。
後に残されたのは、不機嫌真っ只中の朱鳥のみ。

「別にいいじゃん!ご飯抜きになっても、楽しくて気持ちかったらさ!」

少し唇を突き出して、拗ねた様に朱鳥は言った。

「………功さんの、バカ」

その声は、あの郷田も骨抜きになるほど可愛かったという。