BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: ここ、本当に少年院ですか!?《結果発表&番外編スタート!!》 ( No.263 )
日時: 2012/07/25 14:22
名前: 黒猫ミシェル (ID: JbPm4Szp)

《番外編:コスプレ&嫉妬》星香・景都(その他諸々)

景「…クソッ。何で俺がコンなモン着なきゃいけねぇーんだよ」

藍「…何か言ったかい?景都くん?」

景「何でもねーよっ!!」

いくら御影が仕切ってる少年院と云えど、やはり少年院。
安全な場所などほぼ皆無なわけで…。

景「おい、本当に見てねーよなっ!?」

藍「当たり前じゃないか!!ちゃんとカーテンしてるだろう?」

景「なら、良いが…」

そう景都は、保健室に置いてあったベットのシーツを閉めて、その中で着替えていたのだ。
景都が心配する気持ちも、分からんでもない。

景「おーい、藍那。ここはどーすんだ?」

…。

景「おいっ!!着方がわかんねぇーんだよっ」

……。

景「もう良いって。恥ずかしいからあんな事言ったけど、入って来て良いぞ?」

星「そうですか?じゃ、入りますね?」

カタリ。
景都が手に持っていたプラスチックの容器が、床に落ちた。
いや、待て。
今ここにいるのは藍那で、この声の持ち主ではないはずだ。
藍那はどうした?
今日の事は関係者以外言うなって言っていたのはアイツだぞ?
それに、いくら幼馴染でも、流石にこの格好はヤバイ!!
そんな事を景都が思っていると。

星「…景都、その格好は…何ですか?」

景「え"…」

星香が断りもなく、シーツを開けて入ってきた。
もちろん中にいるのは、頼りない生地の"服"をきた景都で。
星香の目が、怒りに染まった。
幸か不幸か、景都はそれに気付いていない。

星「そんな趣味は持っていませんでしたよね?」

景「あ、あぁ…。だな//」

余りの恥ずかしさに顔を真っ赤にする景都。
その景都に、星香は唐突に、言葉を発した。

星「藍那、ですね?」

景「星香?」